でこのアルバムは、そんな洋楽ロックを吸収/消化してチャーミュージックという独自のジャンルを確立した1ギタリストの近況報告と言えます。総合的にやはりこの人は柔軟性にすぐれていて、雑多な音楽の影響をバランスよく自分の中に取り込むことができる希有な人物なのです。
<曲紹介>
<1> シタールを使用した。まか不思議なムードがかもし出されているナンバー。ソロナンバー。演奏テクはやはり並ではない。
<2> ジムコプレー=ドラムとのナンバー!。このグルーブはかっこよすぎであり、日本人でもトップクラスのグルーブメイカーであることを証明したナンバー。彼のファンキーな資質が出ているもの。
音のうねりはかなり強い。ベースもチャーが担当
<3> 重くひきずるビートにギターがからむ。ダークでヘビーな曲展開が実にクール。
<4> アコーステックギターで歌のみ。深い叙情が聴くものを深く包みこむ
<5> 彼のバランス感覚が見事に出たナンバー。黒人音楽の影響をうまい具合に出せてる。おしゃれなブルーアイドソウルに仕上がっている。これはかなり黒い
<7> ジムのドラムがかなりグルーブしているナンバー。やはりこのドラムただものではない。インストであるが、かなりかっこいい。
シャープなギターのメロが美しい〡?ギターコントロールもかなりのレベル。ずっしり聴くものを説得できる質を持っている楽曲。
チャーの作曲家としてのすばらしさが出たナンバー。鍵盤/ベースなどもチャーが演奏。マルチミュージシャンぶりも見事に発揮
<8> タイトルトラック。アコギでのソロプレー。
チャーの内面がでているナンバー。テクもすごいが、それ以上に
彼の出すエネルギーが深く強い
<9> これがやはり一番のナンバー。バンドの出してるグルーブがなんだかすんごい。たたみかけるギターのリフ。チョーキングがシャープにきまる。ロックの熱さを見事に伝えるナンバー。
10点中9点
このアルバムは最高のリズムです。中でもラストの曲[Water Business]はまさに人を食った題名です。そしてそのリズムはまさに夜のハイテンションをイメージさせます。
また、ジャケットやCDのデザインも「竹の家紋と竹を握った手」→「竹中チャーとギター」を連想させるとっても良いデザインです。
僕も「竹内」。家紋を改めようと思ったほどです。
なおかつ[Water Business]はPCでもみれるますので最高!!!
ところであのイグアナはなんでしょう。
イグアナに疑問をもつ方はどうぞ買ってみてください。
わっかりますよぅぅぅー