2006
★★★★☆
渓流釣りして魚を食べるのを正当化したい、てう所から始まったのか?と感じますがとてもまじめ。楽しそう。
登山地図をもたない
米を炊く、料理
場所、季節によってはテントをツェルトやタープにする
てしてみようとおもう。
登山道をつかわない
たき火
釣り
ヘッドライトをもたない
長期山行
あたりはまねしにくいな。
ウルトラライトハイキング、トレイルランニングなどいろいろな山の遊びがありますが、
サバイバル登山はまねしにくいしとても面白く読めた。
本書、続編、3冊目を読んでの感想
★★★★☆
山の中で自給自足で生きられるか?ということに
興味を持っていた時に見つけたので読んでみました。
著者の生き方、考え方には同調できない部分も多く
山との付き合い方もあまりフェアとは言えないのでは?
と疑問を感じるところも。
ただ、3冊を通して読んで感じたことは
協調性に欠ける不器用な一人の男が
失敗を繰り返しながら試行錯誤している姿には
なんの疑問も抱かずにエスカレーター式に学校から社会へ出て
働いている現代人にはない、人臭さがあるということ。
サバイバルというより、生き方に迷う
一人の男の日記として読むとおもしろいと思います。
ギラギラが嫌になった
★☆☆☆☆
サバイバルと聞いて読み始めたが、最初の20ページまでくらいだろうか?
なんだか
「俺はこんなにワイルドだぜ!」
のような印象を受け、上から目線と言うか違和感を感じて読むのをやめてしまった。
また、他の人がつけているこの本の評価の低いレビューが参考になりました。
以降読んでませんので「サバイバル登山」ってどんな手法?と言う期待で読もうとした私の評価は★1つでした。
残念
この文章の迫力
★★★★★
冒頭の知床全山縦走記の迫力に、いきなり圧倒される。
3月の北海道はまだ真冬。食料を失い、死と向き合いながら彷徨する20日間の過程を、ごく淡々とストイックに語る。すさまじいまでのリアリティが迫る。この文章は間違いなく超一級である。私は脳天を一撃されるような衝撃を受けた。
でありながら、語り口はとても読みやすくて面白く、小難しい言説は一つもない。地図なども載っていて、登山に縁のない人にもわかりやすい。ページを繰るのが面白くてたまらないエンターテイメントでもある。
著者が志向する「サバイバル登山」とは、食料や燃料を持たずに入山し、いわば自給自足的な登山行をすることらしい。エコといえばエコだが、自己満足的なにおいを感じて、冷ややかな視線を送る人もいそうである。
ただ、著者はあくまで自分の体験を述べるにとどまり、自説を強く訴えるようなことはしていない。これは「サバイバル登山」という思想とか主義主張を述べた本ではなく、一人の登山家の迫真の記録をつづったノンフィクションとして読むべきであろう。
本格的なサバイバルを期待していたのだが。。。
★★★☆☆
タイトルとカバー絵に惹かれて購入したが、正直少々期待外れであった。
前半の部分での著者のサバイバル登山に対する姿勢や装備について言及してあったので参考にもなり楽しく読めたが、メインの日高登山から後半以降のパートは単に自身の登山、野外活動を時系列に綴ったものであって、他の山岳系の読み物と変わらないものとなってしまっていた。
特に目新しいこともなく、淡々と話が進んでいく。
ただ、本書を通して色々な場面で、空腹の余り他人の食物に目がいったり、思わず他人の親切を当てにする記述が見られる。
そのことに関しては、タイトルとは裏腹に「結局は人・物に頼るのかよ」という見方あるが、一方で追い詰められた人間の動物としての本能の部分が色濃く出ている部分と見てとることもできると思った。
せっかくサバイバル登山というタイトルをつけていて、前半では正にサバイバルについて言及しているのだから、本書全体を通してサバイバルに照準を当てて綴って欲しいと思った。
結局、読み終えた後では、サバイバル登山というものの神髄がよく見えず、著者自身の登山日記に終始してしまっているかのような印象を持ってしまい、どうも後読感が良くなかった。