こんな本を待っていました
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「苦手なこと」は誰しもあること。
ですが、「苦手なことをどうしたら少しでもできるようになれるのか」
このことについて考えることはとても大切なことだと思っていました。
本書においては、個性豊かな子どもたちをモデルに、主に学校生活におけるそれぞれの苦手について、考えられる原因と、その原因を少しでも楽にする方法が分かりやすくまとめてあります。
☆「苦手だな〜」とは思っていても、何が苦手なのかはっきり分からないお子さん
☆苦手意識はあっても、「いまさら相談できないよ〜」と、思っちゃっているお子さん
☆「この苦手意識はなぜなのだろう」と思っておられる保護者の皆さんや先生方
いろんな立場の方にとって、この本はきっと力を貸してくれると思います。
そして、「苦手」には理由があるということ、なかなか「成功」しないお子さんがけっして怠けているわけではないということなど、とても大切なことを気づかせてくれるはずです。
素晴らしいコンセプトの本と出会えたこと、このような本が出版される社会になったことを嬉しく感じました。