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知的資本経営のすすめ―人財・組織・顧客による価値創造と持続成長モデル

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本生産性本部
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サブプライムの最中にタイムリーな経営コンセプト ★★★★☆
金銭化することが難しい組織の大切な価値を見極め、それを伸ばすという考え方は、当たり前のようで知らず知らずのうちに今の企業経営が疎かにしてしまっていることではないか。
金融危機の真っ只中なだけに、企業経営のあり方を考え直すためのタイムリーな本だと思う。
具体的な事例や方法論がもう少し豊富に載っていたらよかったが、予想外に日本の名だたる企業がこの経営手法に取組んでいることに驚いた。
企業経営の奥深さ? ★★★★☆
知的資本(Intellectual Capital)という言葉は日本人にはぴんと来ないところがあるが、読み進めてみると、社員やお客様を大切にしようという日本的経営美徳のことだとわかった。バランススコアカードの手法なども紹介されているが、マネジメントテーマの実践書というよりは経営哲学に近い。奥深いテーマだが、ややさらっと書かれすぎているのがもったいない気がする。
知財より広い概念で企業の力をとらえて経営に活かすということみたいですね ★★★★☆
ブランド価値経営や人本主義経営などと近いというか、根っこの思想は共通しているというか。
企業(だけじゃなくNPO等の非営利団体や政府などの組織も含め使えるのでは?)の力を総体的に把握する考え方、評価手法は、なるほどと納得し、なかなか興味深いもの。

長期投資をするタイプの目利きの投資家やファンドマネジャーなどは、経験的に同種の見方をしているものだろうとも思った。

本屋の店頭で「日本の経営特集」コーナーに置いてあったが、知的資本の発祥は北欧スウェーデンとのこと。そのスウェーデンは、昔の長期的に渡り成長を遂げた日本から学んで体系化したようで、これは初めて知った。

ただ、知的資本というネーミングが想起させるものと、この本で提唱されている本質にはギャップを感じるかな?
企業力というなかなか捉えるのが困難な代物を的確にとらえ、それを活かす経営を問うということなので、もっといいネーミングがあるのではないかとか(余計なお世話か)。

ここで紹介されている考え方、実際の事例などは割と普遍性のあるものでもあるので、もっと突っ込んで、知的資本力と実際の企業のパフォーマンスや成長率などを対比したりなど、実証的な研究が積み重なっていったら、かなり面白いものがまとまるだろうと思う。
海外事例などももっと豊富にあればとも思ったが、第2弾に期待して★4つの評価。

新任経営者、目利き力に不安のあるファンドマネジャー、経営企画や人事マンなどに向いた本ですね。
読みやすい ★★★★☆
『日本的経営』の本ということで買ってみました。
本屋で見た時は、知的財産の本かと思いましたが、内容は全く異なりますのでご注意。

日本の会社の企業力を『知的資本』として定義して、それに注力することを提唱しています。
会社を木に例えるなどして、なぜ、こんにちの企業がバランスドスコアカードやCSR経営が目指しているか、その背景となる考え方を一般概念として理解することができる。

言葉遣いは平易で、とても読みやすい。だけど、ところどころ考え方が難しい所もあ
り、もっと図版がほしい。
日本オリジンの経営哲学 ★★★★★
「知的資本」とは、会社の人や組織や顧客との関係といった「見えない資産」のことだそうです。日本企業は従来、この会社の根にも喩えられる「知的資本」を重視する経営を通じ、発展してきたのです。ところが昨今の、株主しか見ない金銭資本主義の跋扈で、日本の会社もどんどんおかしくなってきたのではないでしょうか?
金銭資本主義への反省が求められる中、新しい経営哲学・経営アプローチの一つとして「知的資本経営」への注目が高まるのではないか、と思います。
ビジネス本としても、内容も具体的ですし、事例もしっかりあって、分かりやすいです。