やっぱりファン向きです
★★★★☆
ストーンローゼス…年代的に世代ではなですが、10年以上前に本でお勧め盤にあるのを見て購入しました。
セカンドとあわせてお気に入りのアルバムでしたが、その後は暫く聞くことも無く封印状態。
Ipod購入後にまた引き出して聞く事が増えましたが、それから暫くして今度は20周年エディションで再発。
しかもリマスター。
リマスターに関してはItuneに入ってる旧盤と比べると、まず旧盤がとにかく音が小さい。
リマスターするとまず音量が上がるけど、ちょっと2枚での差が正直掴みづらかった。
その他、ディスク2はファンならずとも聴いて見たいと言う人にはボリューム沢山で嬉しい感じですが、ディスク3は完璧ファン向けですね。
デモだから音質とかもろに悪い。
熱心に聴き比べたいならまだしも、やっぱりちゃんとリリースされてる形を聴いてると2度目はないかな?と言う感じです。
2枚組みでもっと値段が下がった商品があればもっと色んな人に手軽に聞いてもらえるのに…と思います。
リマスターのお手本
★★★★★
アルバムとしての「ザ・ストーン・ローゼズ」の内容、評価は、「ザ・ストーン・ローゼズ」のレヴューを見てもらいと思います。ここでは、20th アニヴァーサリー レガシー・エディションについて言及したいと思います。
リマスターのお手本といえるほどよい出来です。
これまでのストーン・ローゼズのファーストは、音質がモコモコしているような感じがしていました。
しかし今回リマスターされたものを聞くと、明らかに以前ものとは違うクリアな音質になっています。
私は完全にリマスターされた今作がよいと思いますが、リアムタイムで経験した人はどう思うでしょうか。
そして今回はUK盤仕様となっています。つまりアルバムには、「エレファントストーン」や「フールズゴールド」が入っていません。ですが、ディスク2のエクストラに入っています。なお、「フールズゴールド」はロングバージョンです。
ディスク3では、ディスク1の一部のデモ、ディスク2の一部のデモ、未発表曲、となっています。
中でも「バイ・バイ・バッドマン」のデモは、ヴォーカルとギターだけのシンプルな編成で、これだけでも素晴らしい出来です。