趣味の園芸
★★★☆☆
しょうがない事やけど、緊張感もメッセージも何も無い。財を成した初老のイーグルにアピールしたい事なんて無いわな。「儲かりまっか?」「ぼちぼちでんなぁ」程度の「近況報告アルバム」ですわ。したがって感想は「相変わらず達者でんなぁ」です。イーグルスも我々も国を憂いていたのは もうあまりに遠い昔になったんですな。
変わったような気がするのは、自分も老けたからでしょうか
★★★★★
ホテカリからロングランと、最後(以前の)は、ピークを越えたバンドの生みの苦しみを如実に正直にあらわした作品だったと思いますが。吹っ切れているのでしょう、変わったような気がします。小生自身も吹っ切れて老けたからでしょうか。
この発売を前後して怪現象が。
これが発売される前には、中古CD屋さんにEAGLESがいっぱい並んでたのに、この発売後は、きれいになくなっていた。何件か見て回ったけど、すべての店で。小生と同じような年代の人が懐かしくなって、買いあさったかな? 小生は、LPとCDですべて揃ってるけど...
40代の私には、大切なアルバム
★★★★★
1月になって、初めてイーグルスのアルバムと気づいて買いました。ドン・ヘンリー、グレン・フライ、ジョー・ウォルシュ、ティモシー・B・シュミット、とにかく、この4人が一つのバンドにいること自体が、奇跡です。歳なんて、見た目なんて関係ない。最高の音楽を届けてくれました。とにかく体を大切に!その声を維持してください。特にジョー・ウォルシュ。ソロの頃から大好きです。中学生の頃、「ホテル・カリフォルニア」をコピーしていたことを昨日のように思い出します。イーグルスありがとう。せめて、もう1枚アルバム出してください。イーグルスを知らない人は、このアルバムを買って、ついでに、ベストも買うべきでしょう。
4人のソロ作品集といった趣。
★★★★☆
イーグルスという名前で聴くと期待を外されるでしょう。4人のグループとしてのコラボレーションというよりは、ソロ作を集めてアルバムを作ったような印象です。特にグレン・フライ色が強い作品集といった感じです。ただグレンの今までのソロ作の中でもベストといえるような出来映えではないかと思います。DISC1-4なんかグレン・フライ節全開の名曲。ドン・ヘンリーのヴォーカルのからみも素晴らしく、この2枚組のベストトラックと思います。でもあくまでもイーグルスという感じはなく、グレンのソロにドン・ヘンリーがバックコーラスで参加したかのよう。グレンはソロで独特のまったりとした作風・ヴォーカルスタイルを確立してしまっているので、もうイーグルスには戻れないのではないかと思うのです。ジョー・ウォルシュの曲・スライドギターの音が一番、「ロング・ラン」の頃のイーグルスを感じさせる。ほんとマイペースの人なんですね。ティモシーは、「ヘル・フリーゼス〜」からの続き的な曲調・雰囲気がなかなか良いです。不調なのがドン・ヘンリー。ワン&オンリーのヴォーカルは相変わらず魅力的なのですが、曲がどうも・・・。ソロアルバムでも感じられた、なにかとんがりすぎたような音作りがどうも好きになれないです(ソロでもシングルは皆、素晴らしいのですが・・・)。ソロ1、2作のダニー・コーチマー、マイク・キャンベルみたいな作曲陣ともう一度組んで欲しい。イーグルスのデビューアルバムを意識したであろうDISC1のカントリーロック風味は、聴き込むと味わいがあって好きです。でも聴き比べるとデビュー盤の方が妙に老成しているように感じるのは、なぜでしょう。グレンのぶっきらぼうなヴォーカル、バーニー・リードンのクールな演奏がそう感じさせるのか。この新作は、甘い砂糖でコーティングされているようなウェルメイドな感覚。でもこれが新しいイーグルスなのですね。限定版で80年当時の「ふたりだけのクリスマス」が入ったものもあるようですが、本作のイーグルスを聴いた後ではすごく違和感があるのではないでしょうか。本作(国内版)のボーナス、「ホール・イン・ザ・ワールド」はよくマッチしている。輸入版よりも国内版がお奨めです。
2枚組の必要性なし
★★★☆☆
2枚組の必要性を全く感じない作品。特に2枚目に関しては、それ自体が無くてもいい程、大した曲が入ってない。
1枚組にして曲を絞った方がもっとアピールしただろう。
10分を超える超大作!!なんて期待を煽られたアルバムタイトル曲も、いたずらに間伸びしたイントロや、ダラダラ長い間奏がそうさせてるだけ。
実は要だったドン・フェルダーのギターがいかに大事だったかを再確認出来た何とも皮肉なアルバム。
だだ、今もこうして作品を届けてくれる意欲には素直に感謝。