心理描写の強引さが目立ってきている巻です。
みんなそれぞれ心に痛みを抱えているみたいですが、
台詞やモノローグのみでの説明だったり、
突然泣き出したりしてちょっとキビシイです。

評価できるところといったら、
前巻までとも共通している、
子どもを子どもとして描かなかったりするところや
女の子の憧れを形にする上手さ。
新登場の眼鏡の男子中学生や、ハーフの男の子も可愛くていいです。

ショコラ・バニラ・ピエールだけでなくてパーティに登場した謎の仮面の貴婦人やショコラに惹かれる眼鏡の少年との交流にも注目です。
ショコラに惹かれつつあるウーの心に涙が出てきそうになりました。

作画が非常に崩れてきているような・・・。

少女漫画誌掲載だし、小さい子向けかなと思いつつ、
今回も夢中になって読んでしまいました。
キャラのファッションも、背景も、コマ割りも、装丁も
全てが本当に読んでて楽しい！
でもバニラやピエールが見ていて痛々しい！
新しい色のハートが出てきたり、
勧善懲悪でないテーマに考えさせられたり、
これからの展開が楽しみです。
大人もきっと、ハマります！

４巻楽しみにしてました～！相変わらず絵がめっちゃキレイです。
バニラとショコラの関係が微妙になってきましたが・・・
木苺のエピソードはちょっとジーンときちゃいました。
最後気になるところで終わってしまいましたが・・・
あと気になるといえば・・・シナモン様ですかねぇ。
はっきりしてないけど・・・あのご婦人はきっと・・・
と自分で勝手に想像してますが。その辺の話もからめて
次刊も楽しみです。月刊誌だから出るのが遅いですが。