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マリ&フィフィの虐殺ソングブック (河出文庫―文芸コレクション)

価格: ¥473
カテゴリ: 文庫
ブランド: 河出書房新社
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真のfuture classics!!!!! ★★★★★
的外れを覚悟で言えば、
beatlesのリボルバーみたいな、アヴァンもポップも絶妙なバランス!
サブカルアイテムみたいに誤解されがちな
単行本版の推薦文なんかはっきり言って邪魔だと思うので文庫の方がいい!
レビューでハイプを見分けるうんぬんの、実情実態とはまったく真逆な訳がわからないものがあったけど、
気に入る気に入らないといった要するにナイーブな自我や回路で即物反射などせず
一見不毛にも思える描写のなだれにひたすら身を任せ没我すべき!いわば傾読すべきだ!
あらゆる場所に…の渡部直巳の解説が一番的を得ていると思う
<物語>の爆殺。 ★★★★☆
 恰も檻の中の獣が格子の隙間からウンコ投げつけるような乱暴さで書き殴られた掌編が、このようなポエジーを醸し出すとは……。
 この本に所謂「小説」を求めるな。「小説的なるもの」という構築物が横っ腹に意味不明な突撃をブチ込まれたその残骸を見に行くつもりでページを繰らねばならぬのです、良くも悪くも。
 個人的には、エリック・サティの、いかにも鍵盤の上で手が軟体動物的にふらふらと指を落としていそうな類いのピアノ曲や、R.バルトのサイ・トゥオンブリ論での、力の抜けた筆致への礼賛を知った時にも相当する、風穴の開きようを感じた。つまり、「ちゃんとやろう」と思うのは、形式に束縛される事による、己の正直かつナマな身体性の抑圧に過ぎぬという事…。
 加えて中原的言語には、沸騰して噴水しているのか微温湯にふやけて浸かっているのか迷わせるような独得の温度がある。時にはへらへらと酔拳の如く、時には間寛平演じるジジィが「止まったら死ぬんじゃ」と杖を振りまくる狂態の如く。
何だかなぁ…。 ★☆☆☆☆
 過激な内容、先の見えない破天荒さを売りにしているのだろうが、今一筆が振るっていない。まず語彙・表現力が貧弱で、そのくせ、中途半端に現代思想などの知識を盛り込んでいるのが、却って厭な「安っぽさ」を増大させている。破天荒さに関しても、結局は暴力と下ネタに落ち着き、本当に読んでいて驚きを得た、ということが皆無だった。同じパンク上がりの作家、町田康と比べると破天荒さ、表現力も明らかに劣る。

言葉を超えて迫る衝撃 ★★★★★
突然変異を起こしたとしか思えない。今までの『文学』とはあきらかに佇まいが違う。
気になるなら、とにかく、読んでみるしかない!安いし。

無意識のうちに植え付けられた『小説』の見方を破壊される、現代美術にも通じるアーティスティックな作品。

勘弁して・・ ★☆☆☆☆
これが前衛文学? ダメ男の愚痴にしか読めないが・・・。
これが「21世紀のための文学」なら,お先真っ暗だ。
みんな騙されてるんじゃないか?
「無軌道」や「破壊」がカッコいいなんて,これこそ20世紀の遺物のはず。どこまで劣等感をふりかざすかはご自由としても,文章の品性のなさだけは耐え難い。

久しぶりに「あかんたれ」という大阪言葉を思い出した。