つまり意味のないものなら書いても良い、という思いが生み出したものなのではないでしょうか。もし一度も中原作品を読んだことがない人は、三島賞受賞作の『すべての場所に花束が・・・』や本作より、『マリ&フィフィ』をおすすめしますが、『マリ&フィフィ』が面白かった!という方は120%当作品に満足すると思いますよ。