アメリカのドラマは日本のドラマを見習えと書いてる方もおられますが、日本のドラマ製作者は恥ずかしいくらいアメリカドラマのパクりばかり作ってると思うんですが…。

それはともかく、このドラマは面白かったです。
最終回のオチは不完全燃焼でしたがそれもシリーズの続編に続くということで。
日本の部分はどうしても辛いですね。
でも日本のドラマに外国人や外国の風景が出てくる時にきちんとしたものになってるかと言われれば微妙なところが多いです。
そこを我慢すれば作りが派手で心理描写も上手くてとても楽しめるSF作品です。

ここのレビューは「内容」と「販売方法」、トータルで見てるみなさんの目線が冷静で頼もしい。私も「これって購入すべき？」という視点で見て、☆３つにしておきました！

みなさん仰るとおり、販売方法のまずさが内容評価を凌駕しています。ばっかみたーい。もったいなーい。
レンタル、ＣＳ、ネット配信。選択肢の多い時代にこの売り方はいい度胸。
２ＢＯＸで高価ー、枚数多いー、装丁ふつう（分厚くてジャマ）。もっと安物なら諦めましょうが、今時、だれが12巻分ものセルを並べて喜ぶのかな？時代錯誤。
販売元は、よく恥ずかしくないですねえー。

ドラマは面白いです。賛否両論のようですが、アメコミが読める人は面白いんじゃないかな。
カット割やカメラアングルがアメコミのレイアウトをズバリ実現していて、ビジュアルだけでもかなり楽しめました。
スタン・リー（マーベルコミックの中心作画家）の絵を、実写でやってる感覚。
ＮＹシティも教授の部屋も、アイザックのアトリエも鳩のいる屋上も、どこのかしこもコミックの背景テイストで、実写で実現してくれてありがとう楽しいよの世界。
Ｘ−ＭＥＮの映画版が物足りなかっただけに、いっそこっちの方がずっと良質だと思いますよ◎

物語設定も、基本的にはコミックの世界です。これを楽しめる人はＯＫ。
日本の描写ヘン、だけどコミックだから（笑）。
ストーリーの穴もあり、だけどコミックだから（笑）。
設定も話も葛藤もＸ−ＭＥＮに似てる、それはたぶん、アメコミ的想像力の限界だから（笑）。

ちなみに、最後の展開がばたばたという意見もあるけど、人気があって2ndにつなげたいドラマはみんな大体こんな感じなんで、いやむしろマシな方だと感じました。
（別に比べるもんじゃないけど、もっとヒドイのいっぱいあるぞ！）

超話題作ということでアメリカTVドラマが好きなひとなら必ずみるでしょう。

う〜ん、なるほど、ウワサにたがわぬ面白さ。
でも、最後はなんですか？あれは？　と、一緒に見ていた家族もわたしも目が点になりました。
それまでに広げに広げたお話の説明が全然ついてないし、最後そうなるなら、別にここまで引きずることもないんじゃないかと思います。
収拾のつかなくなった話をなんとか終わらせたという感が強いです。

最近のアメリカのTVドラマ、シーズンを分ける必要があるのか？と思うほど、最後にきて話が終わらないのでイライラしていたのですが、このヒーローズは決着したけど、なんの共感も沸かないという、新たなイライラする終わり方でした。

もうちょっと、緻密な作り方をしてほしいな〜、というのが感想です。
最後から３つくらいまでのストーリーはまあ楽しめました。

全米ナンバーワン視聴率ということで観たが、あまりにアニメ的な内容にがっかり。18話からは苦笑、失笑を禁じえなかった。24、LOST、プリズンブレイクにまでハマった自分だが、これはいただけない。要するに、日本には良質のアニメがあるが、米国には全くないための代替的なドラマなのか。もちろん2は観ないつもり。10代以外の年令層にはとても受けるとは思われない内容。ツタヤの半額レンタルで観て良かった。

まったく面白くありませんでした。
何が面白いのか、想像もつきません。
たるい、だるい。
アメリカのドラマは、日本のドラマのテンポの良さを見習ってほしい。