ありきたりな前半,メロで泣ける後半
★★★★★
それにしてもチャン・ヒョクssi,「ありがとうございます」といい,本作といい,除隊後いい作品に恵まれてますね。演技も少し上手くなったみたいだし,これからは色んなキャラがこなせる役者になって欲しいですね。
本作は,絶対に日本人ウケするストーリーだと思います。前半のややコメディ的でありきたりなストーリー展開から,後半一気に泣かせる展開となります。13話(BOX2)あたりからは,オジュン(チャン・ヒョク)が詐欺師だったことなど吹き飛んでしまって,オジュンとダルレ(イ・ダヘ)の愛だけでドラマを作っています。
韓ドラエキスの四角関係(オジュンを好きなマンドゥ(ホン・ギョインssi),ダルレを好きなジング(キム・ジョンテssi)だが,どちらもその気なし)有り,ドロドロではなく微妙に絡み合う人間関係有り,死なない不治の病も有りで,韓ドラらしさ? を演出していますが,この程度のエキスで泣かせる演出はたいした技術だと思います。
くれぐれも前半の古くさいストーリーで投げ出さないで,むしろそれを楽しんでいただきながら,メローな後半をお待ちください。
おまけ的に,ダルレの姑(キム・ヘスクssi)の恋のお話が挿入されていますが,流石に韓国のオンマといわれるキム・ヘスクssiですね,本筋のドラマが輝きを増しています。
このドラマが言いたかったのは,「人は人によって変わることができること」「幸せとは、身近なところにあること」「一日一日を大切に生きよう」ということではないかと思います。お楽しみに。