アーバンテイストは鈴木雅之のアダルトさでこそ。
★★★★★
2(詞・曲:川村結花 編:小田和正)3(詞:直枝政広 曲:松尾清憲 編:岡本洋)
4(詞:朝方彼方 曲:中西圭三 編:小西貴雄)5(詞:鈴木雅之 曲:ジョー・リノイエ 編:ジョー・リノイエ、ハリー細谷)
6(詞:大下きつま 曲:安曇公亮 編:有賀啓雄)7(詞:大下きつま 曲:ジョー・リノイエ 編:ジョー・リノイエ、ハリー細谷)
8(詞:高杉碧 曲:山口美央子 編:有賀啓雄)9(詞・曲ASKA 編:松本晃彦)
10(詞:樋口了一 曲:安曇公亮 編:松本晃彦)11(詞:山上路夫 曲:日高高明 編:小田和正)
12(詞:安藤秀樹 曲:中崎英也 編:有賀啓雄)13(詞:永六輔 曲:いずみたく 編:David Mattherws)
14(詞:曲 Stevie Wonder 編:S)
ジャケットイメージを表すは4「Back To Back」。AメロBメロの艶っぽく泳ぐつなぎ(特にBメロで泣かす抑揚のしなやかさ!)が最高で、サビは更にクールですよ。スローバラードは6「砂丘」8「Recede -遠ざかりゆく想い-」12「絆」。6は最初ソフトタッチで、サビではmfで強く抱き寄せる歌い方です。8はサビメロが最も美しく秀逸な曲。哀愁を強く刻みつける甘美な歌い方が素敵です。タイトルの7「TokyoJunction」は妖しく切ないカラー。R&Bのミディアム・バラードです。ASKA氏による9「No credits」は鈴木雅之の世界の中では非常に独特な化学反応を生んでいます。鈴木氏の歌が入る瞬間は柔らかな風が吹き込んでくるようで、その浮遊感はほぼ形をかえずASKA本人のコーラスと共にサビへ突入します。詞中の部屋はC&A「パラシュートの部屋で」と同じイメージだそうです。2、11と小田氏の手がかかると東京の夜景も綺麗に見えます。13はJAZZ、14は缶コーヒーCM曲アレンジ。