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<トリイ・へイデン文庫>シーラという子--虐待されたある少女の物語 (ハヤカワ文庫 HB)

価格: ¥760
カテゴリ: 新書
ブランド: 早川書房
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教師の原点 ★★★★★
「シーラ」という問題を起こした子供を、どうやって成長させるかというお話。
問題を起こした子供は、本当は、親が子供と向き合って、成長させるのが一番だと思う。

親が問題の引き金だった場合には、学校の先生がその役割を果たすことも可能だということが分かった。

一人の人間が、一人の人間と真正面から向き合えば、
よい感化を与えることができるのはなんとなくわかった。

教師が、一人の生徒と、真正面から向き合えるような時間や、余裕があるのだろうか。

つまらない書類の作成、つまらない決め事、つまらない会合など、
教育に全くいらないことを教師に押し付ける管理組織。

本書の先生は、そういうつまらないことを一切拒否し、真に生徒と向き合おうとしている。

問題をかかえている子供の親と、すべての教育委員会や、官庁の管理者が、読んで反省すべき本かもしれない。

小説のよう ★★★★☆
凄く切ないけどハッピーエンドの小説のようなノンフィクション。
障害児の先生をしていたら、
どうしても少人数制で擬似親のようになってしまう。
でも親ではない。
いつかは別れがくるんだもの。
自分から離れても大丈夫なように深入りせず、
でも信頼関係は築かないといけない。
そしてそもそもそういう子供に育ってしまった原因が、
家庭環境にあるなら、せっかく学校で一生懸命教育しても、
毎日家に戻ったら元の木阿弥。

この本は、夢のようにうまく行った例ですね。

続編では雲行きが怪しそうだけど。
障害児教育って ★★★★★
この本を読んだ方には是非続編の「タイガーと呼ばれた少女」をも読んでほしい。そういわれなくても多くの読者は「タイガー」を手にするだろうけれど。
この本は素晴らしい。トリイ・ヘイデンの驚くべき率直さが内容をとても濃いものにしている。

でも、ちょっと私は思うのです。
シーラの知能指数が非常に高くなかったら、シーラがこんなにも感受性が豊かでなかったら、障害児教育の場では彼女はどのように扱われただろうか?
勿論それはトリイだけの問題ではない、私たちの問題なのですが。

そう考えてもなお、この本は素晴らしく、続編はさらに真実に近づいているように見受けられる。考えさせられる作品達です。

こんな先生がいれば・・・ ★★★★★
おそらくトリイの作品を読んで、この手の教師になりたいと願った人
たちはたくさんいると思います。
感情のコントロールができない子、トイレすらできない子、話せない子
など、そんな子供たちと真剣に向き合うトリイ。

もし、トリイのような先生がいれば、日本の若年層の事件も少なくなる
のでは…と願ってやまない。

生きるという事を教えてくれます!! ★★★★★
この本を読んでいる途中、なんども体中が震えてきてしまいました。
まだ小さい女の子なのに、一生分ぐらいの辛いこと、悲しいことを経験していたのです。
でもそんなシーラを救ってあげたのがトリイ・へイデンさん。
シーラがトリイの学校へ入ってから心を開いていき、徐々に2人の間に強い信頼感がうまれて来るという本当に感動する本です。
この本を読み、今までの自分を見直すことが出来ました!!
絶対にお勧めです☆