でも、ちょっと私は思うのです。シーラの知能指数が非常に高くなかったら、シーラがこんなにも感受性が豊かでなかったら、障害児教育の場では彼女はどのように扱われただろうか?勿論それはトリイだけの問題ではない、私たちの問題なのですが。
そう考えてもなお、この本は素晴らしく、続編はさらに真実に近づいているように見受けられる。考えさせられる作品達です。
もし、トリイのような先生がいれば、日本の若年層の事件も少なくなるのでは…と願ってやまない。