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リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

価格: ¥720
カテゴリ: 新書
ブランド: 角川書店
Amazon.co.jpで確認
一大企業を築いた創業者の話はやはり非常に興味深い。 ★★★★★
1.リクルートの企業風土について 2.江副氏が学んだ名起業家の一言 3.成功する起業家の条件
4.リクルートの創業期について 5.生き生きと働く風土 6.情報誌の領域を広げる戦略
7.領域の過大な拡大 8.早すぎた新規事業の立ち上げの8章だてとなっています。
 2.は、他の書物でももしかすると読めるかもしれませんが、それ以外のリクルートの創業から、
今に至るまでの過程が、どのようになされてきたかよく分かります。
 起業家というと一種カリスマがあるイメージが個人的には強いのですが、江副氏の場合は、
それを感じず、もしかすると自分でも起業できるのではと思ってしまうところが、また、魅力なのだと
感じました。
 起業とまではいかなくても、何か新しいことに多人数で打ち込みたいと思っている方にお勧めです。
牙を抜かれた元創業者の回顧録 ★★★☆☆
引退して現役を退いたからでしょうか、リクルート創業者としての江副浩正氏の著書にしては、パンチもときめくような輝きも感じられませんでした。

起業家マインドに富んだ人材を多く供給していく組織文化を持ち、幾度の経営危機にさらされながらも、新たなビジネスモデルを構築してきたリクルート。その社風を育み、危機を乗り越えて撥ねつけるリクルートのDNAについてのストーリーは非常に表面的な内容でしかありません。

残念ながら、江副氏の経営理念や経営哲学書としても中途半端です。ヤマト運輸元会長の小倉昌男「経営学」のような創業から成長時の微に入り細にわたり現場を語りつくし、心に響くような経営理念を語った内容ではありません。

過去の活動を綴った回顧録や、リクルートの社史ならこの内容でよかったかもしれません。よせ集めの文章と、つながりの無い構成は、著者よりも編集の責任が大きいのではないかと思いました。
会社を起業する人にすすめられる本 ★★★★☆
リクルートのDNAと呼ばれる企業風土の話(第1章)、著者が学んだ企業家の一言(第2章、第3章)リクルートの創業時から今までの話(第4章〜第8章)、などが主な内容ですかね。会社を起業する人にすすめられる本ですね。ただ、リクルート事件に関する記載はないですね。リクルート事件に関しての記載もほしかったかな。

リクルートは人材輩出企業といわれる。仕事がきつくて辞めていく人も多いが、自分で起業する人も多いという。リクルートの企業風土で社員たちが鍛えられるということだと思う。自由闊達な風土だといっていいだろう。ニッチ戦略からその事業ではNo1になっているような企業なんだろう。顧客志向を追求している企業だなとおもいます。

私が気になった言葉を列挙します。
・わからないことはお客様に聞く主義
・同業間競争に敗れて二位になることは、我々にとっての死である。
・社員皆経営者主義
・新規事業はボトムアップ、撤退はトップダウン
・自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ(社訓)
リクルートの歴史を知るだけで終わった本。 ★☆☆☆☆
この本の著者で、リクルート創業者の江副浩正さんが
リクルート創業から新規ビジネスを生み出すまでの流れを
詳細に描かれています。

また、江副さんが大切にしている言葉や松下幸之助さんなどの偉人のエピソード
も紹介されています

なので、この本は次のことを知りたい人に向いてます

リクルートの歴史を知りたい方
昔の日本を創った偉人のエピソードを簡潔に知りたい人
一起業家として、仕事を人生そのものにした生き様を知りたい人


僕自身読んでみて、全体的にリクルート創業のことが事細かに書かれているので
そのエピソードは面白かったのですが、ただの記事のような感じなので共鳴はできませんでした。
躍動する会社とは ★★★★☆
なぜ成功するベンチャー企業にはリクルート出身者が多いのか?ずっと不思議だったんですが、本書を読んでやっと意味が分かりました。

社員全員が経営者であるべき、そんな理念を掲げ、システムを作ったからこそそれにふさわしい人材が集まってきたのですね。普通会社の歴史には、倒産の危機が何度かあるモノですが、本書によるとリクルートでは危機らしい危機もなく、すんなりと大企業に成長してしまうところが、他の企業歴史本とは異なるところです。それだけこの会社がユニークであると言う事なのでしょう。副題の通り、「起業家精神とは何か」が理解できます。