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赤い文化住宅の初子 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: JVCエンタテインメント
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さよなら王子様 ★★★☆☆
痛かったー
ただただ辛かった
三島君はきっと初子を忘れてしまうだろう
大阪でも初子の苦労は続くだろう
希望は金にならないだろう
努力は報われないだろう
夢なんて持てるはずがないだろう
人生こんな調子よ
助けてくれる人なんていない
だって私はあなたじゃないんだから
あなたの傷を100%受け止めることも
あなたの分を生きることもできないんだから
王子様なんてこの世にいないのよー
好きな人を信用できない、って
よく分かるからこそ辛いよー

彼は私の何処を見て、好きだと言っているのかな
信じられるのは温もりのその絶対的な温度だけ
そこにある想いを共有することはできないから
悔しいけど
それが真実なんだよなぁ
監督は貧困の何にひきつけられたのか、貧困を介在させて人を泣かせたかっただけのようにも思える ★★★☆☆
そんなに悪い映画ではないのである.故に評価は厳しくなる。

監督は貧困の何にひきつけられてこの映画を撮ったのか、ぼくには貧困を介在させて人を泣かせたかっただけのようにも思える。
だから悪いとは決して思わないが、それならば、手法が下手すぎる。
悪意の描き方がなっていない。担任の女教師の悪意、これは、女優の演技ベタに由来する。
でも責任は監督.ミスキャストだからだ。
中卒で就職することになった主人公への同級生からの悪意、この善意の裏返しの悪意に彼らの目の前で主人公が傷ついてはいけない。
カルト宗教か浅田美代子の悪意。浅田さんはバラエティで善人キャラが売れているのでこのドンデンはきくが、
浅田さんのような有名女優でなければ成立していない

安易な対比
主人公の目の前を通り過ぎる幸せそうな3人家族、2回も登場させるのは安易すぎる。

振ったら責任を取るべき
主人公がせきをしているのは重要な伏線に見えるのに、その後何も無い。
浮浪者のフリ、あからさますぎる伏線だろう。撮り方の問題である。

空想シーンを多用しすぎ
空想を映像化するのが好きなようだが、見ている人の頭の中を限定する空想の映像化は
説明ゼリフと同じでつまらない。

いいところ
兄と、妹の主人公のあやとりのシーンはこの作品でも最も良いところだが、長い。
泣き代(見ている人が泣いている間)をとったつもりだろうが、それにしても長い。
さわやかな初子 ★★★★☆
初子役の東亜優さんが素朴でいいです。すごいドロドロした話なのに、彼女があっけらかんとしているので、爽やかに仕上がっています。方言もかわいい。
映画は原作を超えた ★★★★★
インドと中国にはさまれたブータンという国は世界最貧国の1つですが、その国民の90%以上は自分が幸せだと感じているそうです。

父親は家出、母親は事故死し赤貧な生活を強いられている初子と克人の兄妹。
日々の食べ物にも困るほどの貧乏なるがゆえに好きな男の子と同じ高校への進学をあきらめ、初子はビスケット工場への就職の道を選ぶ。
しかし兄は町工場でけんかをして職を失い、兄妹は広島の地を離れる決断をする。

映画は原作コミックを忠実にトレースして淡々と描いていきますが、原作の荒々しさの角が取れハートウォーミングな仕上がりになっています。
景観論争でバイパス道路工事差し止めの判決が出た鞆の浦の駅がラストシーンの場面になっているよう、この映画のメッセージはタナダユキ監督の女性としての繊細さと初子役の東 亜優さんの演技力で見事に原作を昇華させたと思います。

幸せは決してお金では買えない事、処女をまもる事の大切さや、他人から見てこれでもかという不幸を現実として受け入れ、他人から見てちっぽけな事の中にも幸せはあることを教えられ、初子がとてもいとおしく抱きしめたい感情に襲われました。

くしくもスーパーで買ってきた、量は多いが安物の硬いビスケをかじりながら幸せとは何ぞやを考えさせられている今日この頃です。
意外に・・・ ★★★★☆
まったく期待せずに見ましたが、最後まで楽しめました。
ところどころ長いカットでは眠くなりかけましたが・・・。
主人公の演技というかたたずまいが良かったのかもしれません。

坂井真紀にお尻にはドキッとしました。