「26世紀青年」と名付けるセンス
★★★★☆
素晴らしい皮肉に満ちた傑作コメディ映画。
この映画の邦題を「26世紀青年」と名付けるセンスこそがまさにイディオクラシー的世界への第一歩。
というかなりアンビバレントな作品。
映画・音楽・小説・TV・その他の娯楽や文化をただ単純に消費するだけの世の中になったら、ほんとにこんな世界になっちゃうよ!ほんとに大丈夫?と怖くなります。
それが人間らしく生きるってことだろ?
★★★★★
一見、文明社会が崩壊し荒涼となった
近未来で繰り広げられる下ネタ全開のおバカコメディだが
実は国家、国民の白痴化を痛烈に批判した笑っていられない作品。
ラスト、主人公は
「みんな本を読もうよ」
「映画の意味を考えて観ようよ」と人々に熱弁する。
「欲望」のおもむくままに
与えられる「快楽」をただ受動的に
受け取っている未来人の姿は
現代人の我々の姿そのものじゃないのか?
家畜の様に生かされるな!
自分の頭で考え
自分の力で生きる道を選べ!!
「それが人間らしく生きるってことだろ?」
この映画は訴えかける。
アホ過ぎるが・・・
★★★☆☆
アホ過ぎる内容だが、わが祖国日本もこのレベルに近い将来なりそうで怖い気もする。この映画はそれだけ、現代社会のあり方に対してかなり皮肉をこめているということだ。「日本をアメリカのようにしなければ駄目だ、アジアの皆さんに日本国民の主権を譲渡しないと・・」と気が狂ったような目で話す鳩山首相と民主党をいまだ国民が支持している状況では深刻な事態を想定せざるを得ない。
だが、この映画は希望があることも教えてくれる。「馬鹿と鋏は使いよう」と言うではありませんか。近未来の日本を味わってみませんか?この馬鹿ばっかな・・・
B級映画のおもしろさ満喫!
★★★★☆
ストーリー設定からしてお馬鹿ムービー丸出しなのですが、これが笑えます。
話の展開も読めるのですが、それでもおもしろいのは作り手の旨さだと思います。
ハリウッド映画のCGばっかりの大作に飽きた方にはこれをオススメします。
面白い(^^)
★★★★★
無駄にリアル。
馬鹿げてるけど深い・・・。
笑えるけど考えさせられました(・・)