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ナショナリズム論の名著50

価格: ¥3,675
カテゴリ: 単行本
ブランド: 平凡社
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怠け者の僕には便利な本 ★★★★☆
ナショナリズムは難しい話ですが、この本の興味のある解説を拾い読みしていると、なんとなく理解できたような気になります。
お勧めはナショナリズム論の論点の一つでもある伝統主義か近代主義か、というネイションとエトニー(エスニー)との関係に焦点をあてて読むことです。例えば本書では、ゲルナーとスミスとの解説(いずれも大澤氏著)を読み比べるのも良いかもしれません。また、この論点をふまえ『国民国家とナショナリズム』(山川から。薄っぺらいです)を読むのも論に具体性を持たせれるのでお勧めかも、です。
ナショナリズム論の読書案内本 ★★★★★
50冊の選択には異論もありますが、メジャーな論者は一通り抑えられているので、ナショナリズム研究の入り口としては便利な本です。各著作ごとに10ページ程度でまとめられているので、論点をざっと確認するのには便利でしょう。

ただし、大学のレポートなどでここの情報を引き写して済まそうとしてはいけません(笑)。教官がこの本の存在を知らないなんてことはありえませんから。

幅広い視点といまっぽさ ★★★★☆
 大澤真幸の人選と編によるナショナリズム・ブック・ガイド。

専門で勉強でもしてない限りナショナリズムのような話題の場合、はじめから特定の本を読み込んでしまうのはちょっと怖い。この本は、いろいろな考え方があるという前提のもと、いまの書き手たちが基本文献から最近の本までまとまった分量で紹介してくれているため、単なるガイドと言う以上に全体としてナショナリズムを多面的に学ぶことが出来る。

 誰かの考えるナショナリズムではなく、概念としての「ナショ」のあり方や考えられてきた道筋を知りたい人にはうってつけだ。
 最近の本や日本人による本(16冊)も多いのが嬉しい。個人的には安丸良夫氏の本に惹かれたので読んでみようと思う。
 こういう本のスタイル自体が新しいように思えるので、アナーキズムとか(笑)他のでも出して欲しい。