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.NETのクラスライブラリ設計 開発チーム直伝の設計原則、コーディング標準、パターン (Microsoft.net Development Series)

価格: ¥4,725
カテゴリ: 大型本
ブランド: 日経BPソフトプレス
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内容はすばらしい、ただし訳に難あり ★★★★☆
.NETのライブラリ開発者たちが大規模な汎用ライブラリの設計方針について語るちょっと珍しい本です。
「.NETってこんな人たちがこんなこと考えながら作ってたんだ」と思わされるところが色々あって興味深かったです。

「大規模な汎用ライブラリを作る機会なんて無いよ!」という人(私もそうです)が読んでも意味が無いのかというと、そうではありません。
「名前付けのガイドライン」はコーディング規約作成時の役に立ちますし、.NET言語(主にC#)の仕様や振る舞いをかなり深く学習できます(クラスと構造体の違い、public変数とプロパティは互換性がないこと、普段あまり見かけない珍しい構文、等々)。

もちろん小・中規模のシステム開発時に正しいクラス設計をするための指針としても役立ちます。
実用的なイディオムもあちこちに登場するので、コーディング能力のスキルアップにも効果的でしょう。
決して初心者向けではありませんが、中級者以上の方はぜひ読んでみることをお勧めします。

ということで内容的には星5つなのですが、他の方も書かれているように訳がひどすぎます。なので星4つとしました。
前評判を知っていたのである程度覚悟しながら読みましたが、予想をはるかに上回る読みにくさでした。今まで読んできた技術書の中でワースト1かもしれません。

「さらに、設計者は、厳密に型指定されていないAPIレイヤ上でユーザーが処理することになる最も一般的な操作に対する厳密に型指定されたヘルパを提供することを検討すべきです。(P25)」

これを一回読んだだけで内容が理解できる人はいますか??
昔必死で英文和訳をしていた頃の自分が書いた日本語を読んでいるような気がしました。
できればオリジナルの英語版も手元に欲しかったです。
全ての.Net開発者が読むべき本です ★★★★★
.Net Frameworkについてコーディングガイドラインだけでなく、
さらに広く設計の指針まで網羅して設計ガイドラインとしてまとめたものです。
.Netには多くの言語がありますが、コーディングガイドラインと呼べる
まとまったドキュメントが不足している現状で待望の書籍ではないでしょうか。
全ての.Net開発者が読むべき本です。もちろん米でも高い評価を受けています。

通常のガイドラインと違い、各ガイドラインの後に開発者がコメントします。
特質すべきは、そのコメンテイター達です。
ジェフリー・リッチャー、ドン・ヴォックス、、、ワクワクしますね。
この世界では誰もが知るブレイン達が意見を戦わせたり、補足をしたり、
そこが楽しいのです。(赤間信幸氏推薦などの売り文句、全く不要です)

実は自分は.Netが公開された頃、この本の英語版(初版)を苦労して読みました。
(原著は「Framework Design Guidelines」という題名です)
.Netには.Netの文化があり、他から来た開発者は多少面食らい、
その独特の仕様に苛立ちすら覚えるものです。
しかし、これを読むとその理由が理解でき、不満も信頼へと変わりました。

当時はこの重要な本の邦訳がされないなんて、、、日本ダメだな、
と思っていましたがようやく待望の邦訳ということで購入しました。
付属のCD-ROMが無かったのは残念でしたが、原著よりかなりコンパクトに
まとめられており、なかなか良いです。

マイクロソフトで検討されたものですので、マイクロソフトの中での
設計ガイドライン、静的コード解析ツールFxCop、MSDN情報ソースとして
活用されています。(ただしMSDNは機械翻訳で肝心のコメントもないです)

翻訳は、、、
「看板に偽り有り」な題名になっちゃいましたし、
「一般的なオブジェクト」を「ジェネリックオブジェクト」と誤訳して
混乱を招いたり、、、散々ですが、この分野では当たり前のことなので、
抵抗があるのであれば原著を英語で読むことをおすすめします。
良い設計のフレームワークの設計は高くつく ★★☆☆☆
.NET Framework の設計やコーディングの基準となり得る決定的な本だと、発売前からかなり期待をしておりました。

発売前から目次を見て、これは MSDN の.NET 開発者ガイド「クラス ライブラリ開発のデザイン ガイドライン」を基にした本だと思っておりましたが、案の定、完全ベースにしておりますね。
もともと下地が機械翻訳?とはいえ日本語化されてた上に、.NET の設計に関する話もネットや書籍で広く論議されるようになってきたので、
本書は MSDN より遥かに読みやすくなっているだろうと期待していただけに、まるで機械翻訳のような文章を見て大変がっかりしました。

例えばタイトルに書きましたが、「良い設計のフレームワークの設計は高くつく」
ここは「良いフレームワークの設計は高くつく」でいいんじゃないの?

また、「ほとんどのフレームワークは力不足になるということがありません」
直訳してるんだろうけど「ほとんどのフレームワークは『機能不足』ということがありません」と意訳してもいいような・・・

私の読解力がないせいもあるだろうが、全編に渡ってかなり読みづらい文章になっている気がしてなりません。
ここ最近、日本人が日本語で書いた本ばかり読んでたせいか、物凄い違和感がするのは果たして気のせいだろうか。
4000円以上もする上、今後のチーム開発の標準とすべき本として考えると、こうも読みづらくては後進に勧めづらいです。

ともあれ、原著は .NET エンジニアにとって設計の基準となる本であることは間違いない。
この点では☆5ですが、読みづらさで☆を三つ差し引き☆2としました。可能なら翻訳し直しを希望します。