ですがノーミスクリアを目指すとなると、後半は狭いところをゆっくり通過した後一気に加速といった慎重かつ大胆な操作が求められるポイントが多いので、ミスが続くとイライラさせられるでしょう。
それに、川やレールといった強制スクロールの中で敵を攻撃しつつも障害物との接触を防ぐといった、攻守を考えながらコインを集める、しかも後戻りできないというステージにはかなり苦戦を強いられました。
ただこのゲームの最大の特徴である「勝手に回るタケトンボを操作するというアイデア」は、このシリーズ初プレイの私にはとても斬新に思えました。
また、攻略法もベストタイムを狙う場合とコインを集める場合と2つの全く異なる攻略方法がひとつのステージに存在するのも楽しめた理由のひとつです。
さらにBGMは全体的に上質で、とくに最終面はT-スクウェアのような曲で、すぐにでもF1で使えそうな曲調はイライラ感を抑えてくれた名曲です。
買ってみてびっくりしました。
これはお買い得の大傑作です。
ルールは単純。
自動的に回転する棒状の物体を動かし、
(特殊ヘリコプター“ヘリリン”という設定)
壁や障害物に当たらないようにゴールまで辿り着けばOK。
「こんな狭いところ、通れるの?」というような箇所を、
一瞬の判断で通り抜けられた時の絶頂感がたまりません。
「俺って、天才!」そう叫びたくなります。
順位の低いヘリリンは、
長さが短くなる(=壁に当たりづらくなる)ので
土壇場での逆転も可能。
友人の一人が「腱鞘炎になった」と叫んだほど、
力の入る展開になること請け合いです。
一人用も同様のルールでかなり楽しめます。
ゲームバランスもさることながら、
メニュー画面の使い勝手が良い
(操作時のストレスを感じさせない)ところが
任天堂の素晴らしいところですね。
値段もけっこう安いので、
この年末、大勢で集まる機会があれば、
ぜひとも手元に置いて、遊んでみてください。
正直に言ってゲームとしてのボリュームはあまりありません。
しかし、このゲームはタイムアタックが熱いのです!
上記に書いた通り、操作がゲームキューブの特色である
アナログ入力になったことで、より細かく、より正確に、
よりアグレッシブにプレイ出来ます。
また、今回からヘリリンの模様が変更できるようになりました。
くるくる回しながらいろいろな模様のヘリリンを楽しみましょう。
値段も他のソフトより安くなっているので、
ちょっとでも興味が出た方は是非ゲットしましょ~。(笑)