ハイレベルなトリック
★★★★★
ストーリー自体は普通のミステリーですが、鉄道マニアが事件に遭うので、鉄道を利用したハイレベルなトリックがあります。
山陰にいるはずの人間が青森にいた。しかも、絶対に乗れないはずの列車に乗って…
このトリックは、自称「鉄ヲタ」である私にも見破れませんでした
日本の鉄道は世界一
★★★★☆
だからこそ成り立つ小説だと思いました。
著者お得意の鉄道を利用した時間のトリックも時間に正確な日本の鉄道だからこそ成り立つし納得出来ます。
ストーリーも謎の脅迫文から始まりそれに挑む十津川警部達の奮闘ぶりが良く、最後の最後まで読者を飽きさせない展開でした。
少々古い作品なので今では懐かしいブルートレインが題材なのでそれにノスタルジックを感じる方はより楽しめる作品だと思います。
強引なって思ったよ
★★★★☆
「夜行列車」「深夜3時」「爆破決行」「4月吉日」という脅迫メールが4通に別れて国鉄の送られてきた。その形の印象が強いから、それを本気にしちゃって、捜査一課までも本気にしてるのが強引と感じました。・だって、ふつう警察は事が起こってからでないと動かないんだもん。警視庁はすごく暇だなーと思いました。
あと出雲に旅行して殺された青年の腕時計が、午前3時にアラームがなったというだけで、その殺人を爆破脅迫と結びつけちゃうとこも???????????????って思いました