その独特の世界観や道具の理解に時間がかかります汗
3巻になってもそれは変わらずでした。

あとキャラの見た目の書き分けが後一歩といったところでしょうか。
どれも皆同じような髪型で、髪色か短髪・長髪程度でしか区別できないのは欠点です。

話の内容は面白いので、読者が読んでいて疲れない作品作りを頑張って欲しいです。

まず、ジリジリと今後も人気が上がってくる作品だと私は思います。背景もしっかりしているし、作画の曲線もなめらかでとても綺麗です。キャラクターを生き生きと魅せる構図にも好感が持てます。さらに話の内容も面白いし、テンポもとても良いので疲れさせません。作者のセンスとこだわりが作品から強く感じられるのも良いと思う。あと、今回もセリフが書き加えられていたり、増ページアリで、わかりやすくなっています。中でも注目したいのが１３話のテイトとハクレンが目を覚ますシーンです。雑誌ではフラウは「お前らは仕事に行け」と、さっさと追い出してしまいますがコミックスの方では二人を引き止めます。ネタバレになるので書けませんが、私はその続きがおもしろかったです！毎回、そういう所があるから雑誌のみならず、コミックスをも買ってしまいます。

カストルの特訓、フラウのピンチ、クロユリ達の行動など、見所満載ですが、一番印象に残ったのはハクレンでした。彼は登場したばかりの時、テイトも思ったように、あの典型的なイヤなやつキャラ(個人的には好きです)シュリにそっくり...だったはずなのに、三巻で彼がどんな人間なのかわかります。とても心がきれいで温かくて、仲間思いで、さりげない優しさを見せる、とってもいいやつなんです。彼が教会に来た理由、子供の頃の回想シーン、読んでいて少しうるっときました。テイトが最初ハクレンをミカゲと見間違えたのは、彼の人間性を直感で見抜いて後に親友になると無意識に感じ取っていたということでしょうか?
三巻を読んで、ある思いが強くなりました、動いているテイト達がみたい!!アニメ化しないかなぁ...キャストはドラマCDなかなか豪華なので(テイト・斎賀さん、フラウ・諏訪部さん、ハクレン・福山さん、ラブ・宮田さん、ブルピャ・千和さん)そのままがいいな、(まだ聴いてないけど)でも原作のきれいな絵をアニメで表現できるかな?
三巻是非読んでみてください!!