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ルート225 (シリウスコミックス)

価格: ¥680
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
普通 ★★★☆☆
原作付きのせいか志村貴子の他作品と比べるとキャラが全然活き活きしてない。
展開が突飛というか、異常な状況に対するキャラの心情が冷静過ぎでしょ。
フツーフツー普通の作品。
原作付き ★★★★★
思春期少し前、もしくは思春期真っ只中の少年少女の心情を
巧みに描く事においては評価の高い、志村貴子。
今回は、原作付きということで、期待半分不安半分で読み始めました。
読後の印象としては…悪くなかった。というか、いい!
今までの志村貴子作品が好きな人なら、間違いなく買い。
姉が気が強い性格、弟がおとなしめの性格のこの作品は、どこか
「放浪息子」の二鳥姉弟を彷彿させる所があります。
物語のラストは、全部無事解決、ハッピーエンド!といった感じではないが、
バッドエンドでもない。こうして日常は続いていくのだな、と思わせてくれる。
とりあえず、志村貴子作品が好きな人、表紙の絵にビビッと来た人、原作が好きな
人、幅広くオススメ。
こんな物語があってもいいじゃない? ★★★★★
小説、映画版(どちらも未見)で有名な「ルート225」の志村貴子漫画版。姉と弟の兄弟が、自分達の町と全く同じ謎の異世界に飛ばされる、ソフトSF。パラレルな世界に飛ばされた二人の主人公は、何も分からない、理解出来ない、解決できない、戻れないまま淡々と日々を過ごす。この、まるで「この物語の主人公だと思ってた」のに「主人公じゃなかった」と思うほどの空しい二人の心境は、非現実でない焦燥感が直に伝わってくる。どこか放り投げられたかのような最後、それは、どこにでもあるような“パラレル系物語”には無い、「こんな話が本当にあってもいいんじゃない?」と思う気持ちになりました。志村貴子描く絵は美し過ぎて息を飲みまっす!ほれぼ〜れ。志村ファンとしても大変気に入りました。
何とも微妙 ★★☆☆☆
まず読み進めていく内に、主人公の女の子の口調が気になった。
これは人それぞれの感じ方だからしょうがないとは思うが、個人的には少々鼻につくものだった。
それはまだ許容範囲内だったのだが、どうにも納得できなかったのが、終わり方がスッキリしないという事だ。
こういう作品があってもいいというのは確かだが、余りにも救われない。
もう少しはっきりとした展開は無かったのだろうか。
話が淡々と進むので、それも相まって「あれ、終わったのか」という感じだ。
右耳から入って左耳から抜けたような読後感である。

この作品は、タイトルと目次の「ルート〜」から読み取れる様な、年月の変化を楽しむものなのだろう。
しかし個人的な感想としては、なまじSF的な要素があるので、そちらにばかり気がいってしまって、成長物語的なものとして楽しむことはできなかった。
中途半端といっては言いすぎなのだろうか。
スッキリしなかった ★★☆☆☆
残念ながら自分は、読んでる間のワクワクも、読んだ後のスッキリもいまいち感じられませんでした。普段推理小説などを読み慣れてるせいか、きっと最後には事態が全部解決して納得できる説明をしてくれるんだろう、という自分の勝手な思い込みがこの作品を楽しむ上では余計だったように思います。巻末の解説を読んでから、なるほどこういう部分に注目しながら読めたらもっと楽しめたのか〜、と変なとこで納得してしまいました。また、姉と弟のやり取りはなかなか面白かったです。こういう二人ってホントにいそうで。
でもやっぱり書き方として不親切だなと思うのは、あの姉弟がさんざん「どうしてこんな世界に来たんだろう」とか「どうすれば帰れるんだろう」といった事に頭を悩ませて試行錯誤してるのに、読者はそこに注目すべきではない、というか注目してても報われないって事でしょうか。中高生を対象にした小説だと言うなら、もっと読者に注目してもらいたいところを分かり易く示してくれてもよかったのではないかと思いました。