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ネットワーク分析―何が行為を決定するか (ワードマップ)

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 新曜社
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初心者に最適 ★★★★★
人間同士のコミュニケーションネットワークに関する本である。
ある講演で筆者を知り、その筆者の仕事に興味を持って購入した。私は、このような学術分野に関して全く素人なのだが、大変面白く読むことができた。

コミュニケーションネットワークというものを、客観的に評価するために、どのようにするのかということがわかりやすく述べてある。
門外漢にも大変理解しやすく、読みやすいのがとてもよい。

ネットワーク分析の概要について半分、応用方法に関して半分のページが割かれているが、後半に関しては本当に概略だけなので、もう少し知りたいと思った。ネットワーク分析に関して、どのような使い道があるということには触れられているのだが、ネットワーク分析によって何が明らかにされたのかということまでは触れられていないからである。

また、副題の何が行為を決定するのかに関しても、筆者なりの見解がなかったのは残念であった。

「ウェブ進化論」の中で紹介されていた、知り合いの知り合いという形で6人の人間を介せば、世界中の人をカバーできるといった研究もこの学問分野ではないかと思う。
ネットワーク分析を学ぶならまずはここから ★★★★☆
ネットワーク分析の入門書。

著者はネットワーク分析を用いた研究における日本での中心人物の1人。
平易でわかりやすい解説ながらも、重要な概念や分析方法の紹介、具体的な
研究事例の紹介と押さえるところはしっかりと押さえている。
巻末の文献紹介などもあって、ネットワーク分析をこれから勉強しようと
思っている人には日本語で読める最適の入門書といえる。

日本語で読める応用研究はまだまだ少なく、訳が出ていない文献も多いので
次に何を読むかなかなか迷いどころだと思う。おすすめは『リーディングス
ネットワーク論』(野沢慎司)である。出版が2006年なので、本書の文献紹
介には載っていないが、なかで言及されている
「(3-19)就職情報とネットワーク」…グラノベッター
「(3-20)夫婦のネットワーク」…ボット
「(3-22)コミュニティ」…ウェルマン
の論文が読める。(他にも収録論文にコールマン、バートのものがある)
初歩的な入門書 ★★★★☆
近年盛んな海港研究においても、商人間の国境を越えたネットワーク等に注目が集まっている。それらの研究は、社会統合の問題に新たな光を当てることに寄与している。本書は、そうした研究に応用可能な基礎知識を提供する入門書である。
 本書は、1963年に生まれ、1987年頃にR.バート教授を通じてネットワーク分析に出会った、インターソシオネット・プロジェクトを主催する、企業間関係・産業間ネットワークを国際的に比較する研究者が、1997年に刊行した本である。本書では、基本用語の定義、諸関係の図示・数値化の仕方、応用研究の事例(ほんのさわり程度だが)、学会やソフトウェアの概況が述べられており、内容は平易で(数式は少ない)実用的であり、ネットワーク分析の格好の入門書となっている。私には特に多様な図示の方法と、応用研究の部分(特に世界システム論におけるブロック化の研究)が興味深かった。他方、構造主義の項目には、もう少し踏み込んだ叙述が欲しかった。
ネットワーク分析の入門書です。 ★★★☆☆
米国では『弱い紐帯の力』が就職に効いてきますが、日本では『近い隣人の力』の方が強い?など海外の著名な研究を紹介する傍ら、日本での追試結果を紹介しているところが面白いと思いました。かなり平易に書かれておりますので、まずはこの手法について知りたい人にとっては一読の価値があると思いました。
新たな方法論 ★★★★★
日常的にもこの本の考え方は応用可能である。ネットワーク思考、分析
によって現実問題の処理をすることができるでしょう。この本の他にも、システムシンキング、マインドマップ、松岡正剛、複雑系などの書籍を併用すれば、情報や現実問題の関係性、相互作用をある程度、大局的に理解することが出来、思考力が増すと思います。