死のバイク・レース!嗤うのは…誰だ?!?
★★★★★
主人公である伝説のエスパー・ロック。
彼が存在する宇宙でいう「辺境」の惑星で、物語は始まります。
辺境であるがゆえに、始まった、危険極まりないバイク・レース
(反重力エンジンで浮かぶので、ソーサーに近いですが、乗り方は今のバイクに似ています。)
そこに関わる人間達(エスパーも含め)が、様々に動いて行きます。
これまでのエピソード(メディア・ファクトリー刊行・他)で、度々述べられてはいたものの、
語られる事の無かった「辺境」、そして「排撃され、貶められるエスパーの姿」。
奴隷市場に売られて来た、ランクD(最強レベル)のエスパー。しかも美形の。
エスパーを集め、何か研究をしているグアンジが競り落とします。
しかし、ESPを封じる装置があるため、言いなりにならざろうえません。
見た目が良く、バイク乗りとしても才能があるらしいロックに、レースの興行主で、胴元でもある
ウーツェィも、関心を寄せます。
バイク・レーサー達も、メカニック等も、二クセ以上ありそうなのばかり。
設定がしっかりとしているので、これから読み始めても、十分楽しめますが、以前のエピソードを読むと、
「ははあ、これは、ここで出てきたものかな?」
など、より一層楽しめると思います。