比較的新しい遺伝子工学技術の概要が分かりやすく記述されている良書である。しかし、私が持っている第1版では説明の図にたくさんの細かい間違いが非常にたくさんある（Avitag、欠失作成、免疫沈降など）ので改定版では直して頂きたい。

遺伝子工学のジャンルは幅広いものです．自分が知らない技術も多くあるものと思います．幅広い遺伝子工学の各技術の概要を知るためにこの本は有用だと思います．遺伝子工学の幅広い各技術の概要が書かれています．自分の専門とはなれた論文を読む上で知らない技術の概要・目的の把握，バイオの知識が問われる試験（技術士一次試験専門生物工学等）対策に使えると思います．気になった点が3つ．1：定量PCRの原理・使用目的　2：SNPs，マイクロサテライト以外の分子多型（アイソザイム，AFLP，RAPD等）　1，2の記述がほしかったです．3：分子生物学の説明はほとんどないので薄く，又網羅的でない本レベルでよいので分子生物学の知識は必要と思いました

深く詳しくはないが、現在のゲノム工学全般について、絵を交えて分かりやすく簡便に書かれてあるので、知識の浅い人には良い「教科書」だと思います。実験操作などはカラー絵で説明してあるのでわかりやすかったです。

現在のゲノム実験にはこういうのがあるんだと知識になりました。この本でどんな方法があるかを調べ、更に専門書で深く調べるというのに使えました。