上巻では、地球に降下して快進撃を続けるジオン軍の中でのフェンリル隊の活躍が描かれる。成長を続ける若いパイロットや、それを見守るベテランや、彼らを束ねる隊長の思索など、なかなか読ませる。
面白い!!
ジオン軍の特殊MS部隊「闇夜のフェンリル隊」と
それを追う連邦軍兵士の戦いをえがく。
「コロニーが落ちた地で」同様の、
ほどよいミリタリー色が小説を盛り上げ、引き立てる。
ゲーム版と少し違うキャラクター達には賛否が分かれる所だが、
「違い」を楽しめる心があれば両方とも魅力的に思えてくる。
特にル・ローア少尉とマット軍曹の掛け合いはまさに名コンビ。