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歳三梅いちりん〜新選組吉原異聞〜 下 (クイーンズコミックス)

価格: ¥500
カテゴリ: コミック
ブランド: 集英社
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伊庭八郎が鉄舟と仕合いしてるし、可愛いかった ★★★★★
最近伊庭八郎もきてる自分には伊庭八郎のいじらしさにもやられました。土方と2人のやりとりがなんだかいい。近藤さんとの関係もひとつの友情ですが、伊庭八郎との身分を越えた友情もいい話。鉄舟との仕合のあとの微笑みも初めて絵として見れてこれだけでも満足です自分。
いよいよ吉原田圃で大喧嘩です! ★★★★★
元大名には平気でタメ口で悪態つく土方なのに、年下の塾頭の総司には…なのが可愛いかった(笑)。 作者はとにかく土方好きなんだと思う。史実土方コネタも満載で創作の中に上手く落としてるし。黛花魁の張りも見事!やっぱり土方が恋する相手はいい女じゃなきゃいかんですよ。 そして伊庭八郎が〜むっちゃ可愛い江戸っ子〜。ちゃんと講武所風髷でヨシ!江戸文化や吉原もよく調べて丁寧に描いてるし、巧いと思う。大喧嘩のシーンもおっと思わせるもの有り。正直好き嫌いのある絵だとは思うけど、いいんじゃないんでしょうか。面白いし。
ラストはいい意味で裏切られますよ。こんなことかっちゃんに言われたら惚れてまうやろ〜(笑)
レディコミと侮ることなかれ ★★★★★
幕末好きではあるものの新選組ファンではない私は、(一部)新選組研究書の「新選組中華思想」ともいえる視野の狭さには辟易しておりました。
後発のこうした「新選組マンガ」にもその影響が多くみられ、あまり期待できる作品はありませんでした。
が、この『梅いちりん』には、良い意味で裏切られます。
いい例なのが、近藤勇の講武所出仕を断った松平主税介、新選組サイドからでは嫌なやつ扱いで終わりますが、作者は清河八郎関連の資料も当たり、松平をただの嫌なやつでは終わらせません。
そうした、新選組に有益にならない書物もふくめた、幅広い研究の成果がそこかしこに見られます。
また、あとがきにも書かれていますが、作者は格闘技をやっている人なので、剣術シーンにリアリティがあります。
絵として迫力があるというより(そこは男性誌にはかないませんが)、稽古に対するシビアさがよく表現されています。
もっともそれはこの作品のほんの一角で、本筋はまだ京に上がる前のただの剣術好きの兄ちゃんが、恋をしたり失恋したりしながらも大きく成長していく青春マンガ(…と、言いきっても良いかと)。
主人公の土方歳三はもちろん、脇を固める近藤勇や沖田総司、伊庭八郎らの若者も、それぞれ悩みを抱えながら成長していく。
その行く末の悲劇を、痛いほどわかっていながらも、この若き日を目いっぱい生きる彼らを温かく描いた作品です。
こんな優しい視点の持ち主である作者が、この後どんどん血生臭くなる京都時代や、敗色濃厚で希望の見えない戊辰〜箱館戦争をどう描くのか、まだ続編があるかもわからないのに、楽しみになります。
箱館まで描きたそうな雰囲気はひしひしと伝わってきたので、首を長くして「かれん版 新選組」の完成を待つことにします。
既存の新選組作品にいささか食傷気味、という方にはぜひお勧め。
奇をてらったトンデモ設定やオリキャラなどを交えずとも、これだけ新しい新選組が描けるのだなあと、感心しますよ。
もちろん時代劇ファンのいない掲載誌(『YOU』)の読者層を狙って描かれた作品でもあるので、あまり新選組モノを読み慣れていない方も楽しめると思います。
感動! ★★★★★
上巻に続いて下巻も素晴らしい!
悩む勇さんやトシやイバハチくんにハマリました。
女性絡みで決闘騒ぎを引き起こした話は土方ファンの間で有名ですが、トシ個人のただの色恋ばなしである筈の史実を、勇さんへの想いへと昇華させたエピソードにするなんてお見事!の一言に尽きます。「俺が勇さんを男にする!」…トシの男気に惚れました。ただ史実をそのままに書くのではなく、史実を活かしたこれが創作というものなんだなぁ…と深く納得しました。この先、京へ上り新選組結成、そしてさらにその先までぜひ描いて欲しい!