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ダ・ヴィンチの謎 ニュートンの奇跡 (祥伝社新書)

価格: ¥788
カテゴリ: 新書
ブランド: 祥伝社
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宗教と科学は一つ?偉人たちの功績がつながります。 ★★★★★
ダヴィンチやガリレ、ニュートンやアインシュタインなど
科学の進歩の核となった偉人たちの功績や生い立ちがコンパクトにまとめられている。

また、最後の晩餐や岩窟の聖母など絵画の見方や、
フィボナッチ数列や発電の説明など偉人たちの作品や発明を、
シンプルにに説明されている1冊だと言える。

神を信じるからこそ科学を追及したという思想は、
偉人たちの名前と功績程度しか知らなかっただけに、
そのつながりや背景を知り、一気に理解が深まった。

昨今の新書ブームで内容の薄いものも増えてるように感じますが、
個人的には、手ごろな文章量にもかかわらず学びの多い一冊でした。
わかりやすく書かれた科学と宗教の関係 ★★★★★
ダ・ヴィンチからニュートンに至るまでの科学の進歩がわかりやすく描かれています。時代的にはニュートン以降アインシュタイン頃までカバーしていて、著者が文学者だけに「わかりやすい科学史」または「わかりやすいダ・ヴィンチ、ニュートンの業績」といった感じです。発電機や変圧器の原理なども紹介されていますので、文系の方、ちょっと科学は苦手という人でも大丈夫。科学というものが神の伏せていたトランプのカードをめくってゆく作業に例えられ、科学の進歩と神との関わりをつきとめ、ダ・ヴィンチ、ニュートンといった人達の謎めいた部分が形成された理由を推察してゆきます。内容的にはとても面白いものでした。科学にとても興味が湧きました。
神の存在を信じるか? ★★★★☆
 三田誠広は、神の存在を信じているのかそうでないのか、この本の前半と後半では、若干見解が分かれているように思われる。前半、ニュートンまでは、神が創ったこの世界ないし宇宙の仕組みを解明するのが科学者の使命、というような雰囲気で話は進む。しかし、微積分が発明され、海王星の発見という辺りに来ると、これはもはや神の創造物の領域を超えた世界に入っているように、三田は感じているのではなかろうか? 読者の感じ方でこの世のありようをいかようにも取れる、という感じがある。神の存在を云々すると、いろいろと差しさわりがあるのかもしれないので、その辺りはぼやかしているのかもしれない。「神なんているわけない」ってごくごく当たり前、自然なことに私なら言い切れるが、三田にはそれができないのがもどかしいのだろう。