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徳川家康(4) (山岡荘八歴史文庫)

価格: ¥777
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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家康27歳 ★★★★☆
織田信長との清洲同盟が成立し、いよいよ東海制覇に踏み出す巻。織田の姫と息子との婚儀にともなう妻とのいっそうの確執や、側女との葛藤・・・相変わらず女がらみのトラブル頻発です。「徳川家康」のおもしろさの一つに、戦国という世情によりゆがめられる男女の情がありますが、本巻もそういった要素が色濃いです。
信長は上洛を果たし、着々と天下に地歩を築く中、家康の焦りがかすかに描かれています。
雌伏のとき ★★★★☆
今川義元死後の混乱期から始まる第四巻。
松平元康は今川家の支配を離れ、独立して家康を名乗る。
しかし、それは正室築山殿との悲劇的関係の始まりであった。
若き日の家康を悩ませた1563年の三河一向一揆も描かれている。

一向一揆成敗に手を焼く家康にかけた母の言葉
「天地も水も火もみなみほとけの力の表れ。
御仏に勝てるものは1つもなく、

その道を踏まねば必ず破れまする」
が心に響いた。

本当に大きなことを成し遂げる人というのは
やはり我利我欲を超えるより大きな存在に
自分をかけていける人なのであろう。

山岡荘八の描く家康像はまさに求道者である。
そしてその指導者はまわりのすべての人なのである。