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Pavilion of Dreams

価格: ¥1,253
カテゴリ: CD
ブランド: Editions Eg Records
Amazon.co.jpで確認
かつてはアヴァンギャルドの作曲家で、その後アンビエントの先駆者となったハロルド・バッドの1978年のレコーディングデビューで、1972~75年に作曲された4曲の室内楽が収められており、ハープ、鍵盤打楽器、ピアノ、サックス、それに男女のヴォーカルがさまざまに組み合わせられている。この2年前のブライアン・イーノ(このアルバムのプロデューサー)との宿命的な最初のスタジオ・コラボレーションにおいて、バッドはアコースティックで、眠りを誘うような音楽を作り出してた。このアルバムに入っている「Two Rooms」の後半はジョン・コルトレーンの『アフター・ザ・レイン』(原題『After the Rain』)の改作になっているが、これを含んだ全曲はどれも夢のような雰囲気をかもし出している。バッドにとって大切な信条は、自分が逃げ出したうるさいアヴァンギャルド音楽への解毒剤として、できるだけ美しい音楽を作ることだった。ここで作られている美しい音楽に欠点を見つけることはできないが、彼の映画音楽により親しんでいるファンは不意をつかれるかもしれない。ともかく、心地よい「Pavilion of Dreams」(邦題「夢のパビリオン」)は、バッドの過去への洞察を見せてくれ、やさしい子守唄のように眠りを誘う効果があり、夜遅くに聴くにはぴったりの1枚だ。(Bryan Reesman, Amazon.com)
奇跡的音楽 ★★★★★
イーノはもちろんのこと、プログレやジャス等々、
気に入った素晴らしいアルバムは数あれど、
この一枚にはどれも敵いません。
自分にとって音楽の終着点的存在。
夢や空想の中でしか奏でられない音楽が実在している、って感じ?!
無人島に一枚だけ持っていくのならこのアルバムで決まり。
至高の傑作でしょうか、やはり ★★★★★
レコードの頃から聴いていますが、いまだに全く同じ感覚に包まれます。
最近はイーノはあまり聴かなくなって来たのですが、このCDだけは別物です。
一日の何時でも聴いて気持が良いのですが、私的には夕暮れの時が一番はまります。
既レビューの方も書いておられますが、マリオン・ブラウンの他のCD、私も買ってしまいました。同じくちょっと違うかなと聴く機会無しです。

星10個つけたいという皆様の評価。まさにそのとおりです。
う〜む ★★★☆☆
あまりの高評価と、自分自身が鏡面界を好きで、ハロルドバッドのアルバムに関心があったこともあり、購入しましたが、あまりしっくり来ませんでした。
確かに美しい演奏なのですが、鏡面界ほど、純化されていない感じがします。試しに、もう一度、鏡面界を聞いて、比較してみたのですが、やはり、鏡面界の方が、よりシンプルで美しい気がします。
その一つの要因が、このアルバムでは、saxやvoice、harp等々、色々な音が混じっており、要はギミックを弄し過ぎたからのような気がしました。
落着いた演奏で、就寝前などに良いことには違いないのですが、鏡面界との純粋感との比較で、星3つです。
夢のパヴィリオン ★★★★★
数々あるハロルド・バッドの作品群の中でも、この作品の美しさは格別です(78年作)。

全ての曲が神々しさで溢れており、その神々しさは優しく人々に福音として語りかけてくるかのように緩やかで凛として甘美な音楽です。1曲目のタイトルは"神の名において、慈悲の、寛大な"という意味だそうで、神の御声とはいえ、それらに厳しさは微塵もなく、全て慈愛に満ち溢れています。
ヒーリング音楽が、本当に存在し、誰しも疲れていれば癒される音楽だとしたとき、このアルバムはかなり効果を発揮してくれるのではないかと思います。
ブライアン・イーノの提示するアンビエントに、どこか頽廃的なムードが漂うのに対して、バッドは永遠にゆったりとたゆたうことだけを主眼に置いているような気がします。
全4トラック、ぼんやりと音の流れに身を任せているだけで、あっというまにまたM1に逆戻りしていることでしょう。そんなふうにリピートでエンドレスにするとさらに気持ちよくなっていく気がします。
バッドの原点 ★★★★★
一連のイーノのオブスキュア・シリーズで出たものですが、現代音楽の臭さは若干あるものの、とても穏やかな気分になれます。一番アンビエント・ミュージックが素直だった時代だったんじゃないでしょうか?蛇足ながら他のオブスキュアシリーズを手に入れることが出来たならば是非とも手に入れてください。絶対に宝物になります。特にギャヴィン・ブライヤーズの『タイタニックの沈没』はA,B面とも21世紀に残したい名盤です。閑話休題。『夢のパヴィリオン』のA面ではコルトレーンの曲をアリアでやっているという珍しいものもありますが、このアルバムの聴き所はB面の2曲です。静香に流れるピアノや金属、木製の打楽器を縫うようにオブスキュアにかかわった人たちのコーラスが重なります。この素直な音楽がアンビエントシリーズに繋がるきっかけになったと思います。