ミクロ経済学の入門書。
図が多く、文字も細かくなく読みやすい。

何より、登場人物が、エヴァ臭たっぷりで馴染みやすい（？）
そのお堅いタイトルとのギャップがいい。
エヴァ見たこと無いので、アスカといえばアスカ水産だと思っている。

ミクロ経済学を勉強し始めて、難しいと感じた方にぜひお勧めしたい本です。とても丁寧に解説してありますから基本となるところがよくわかります。経済学ではどうしてこういう考え方をするのかがわかります。
一度読んでおくと後の勉強が楽になります。

日本一やさしいミクロ経済学入門書というふれこみですが、僕は疑問に思います。通読していくと簡単すぎる（むしろ説明が少しくどい）と思っていると、突如難しくなったり、あまりいい本だとは思いませんでした。やっぱり石川秀樹先生の経済学入門塾（ミクロ）が入門書の最高峰だと再確認しました。

この本は、ミクロ経済学を勉強したい人、あるいはさらに深化していきたいと考えている人に是非おすすめの書籍です。
ミクロという学問を客観的に理論で説明し、グラフィックで図式に説明しておりますのでとても丁寧に書かれた作品であるといえるでしょう。

ちなみに私もミクロの入門者として、ほかに多数の本を買い求めましたが、この本は大学の教授に勧められたこともあって、内容を理解するのに適していたと思います。