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ヨイコノミライ完全版 4 (IKKI COMICS)

価格: ¥650
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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同人作家をやってる、やろうと思ってる人は是非一読を ★★★★★
前提として全4巻だけど3巻までは壮大な伏線。なのでこの巻だけ買うのはおすすめできません。
そりゃ風呂敷をたたむ段階で雑誌が休刊したら復刊の嘆願も来るわ、って構成。

青木さん言う処の「ただの感想文」すら書けないが、人間のつながりを壊すのって簡単。それも「夢」に「適当に」身を委ねてる連中の構造を破壊するのは。結局平さんは電波のままあの部室に居残ってしまったのか。読後感は重苦しいが、同人作家をやってる、やろうと思ってる人は是非一読を。
鬼女の見当違い復讐譚+ノビタのような部長の途方にくれちゃった話? ★☆☆☆☆
私だけの問題でしょうが、正直顔の区別がつかない登場人物が多く、読解するのに苦労しました。
読み終わっての後味の悪さは天下一品世界一でした。
まったく頭デッカチのダメ男の部長(この男のパニック顔のアップが多くてウンザリ。しかし、サッカー少年が高校1年でマンガ編集を志すなんてアリ?)と、片腹痛い笑止千万な理由による独りよがりの怨念を晴らすため、漫研部員を陰険な手で壊していく陰湿無比な女がハッピーエンドを迎える。
長く培ってきた友情がポロポロになろうが、精神が壊れた女がいようが、リストカットで死ぬ女がいようが(一応未遂でしたが、もし飛び降りを選択したらどうする気だったのだろうか)、そんなことはもう「サヨウナラ」したらすべて終わり。
二人だけで夢を語りましょう。
そんな話のようです。
この女の言い分を多少なりとも認めるにしても、その恨みを向ける対象を間違っているのではないかという気がしてなりません。
自分の乏しい才能を、子供のうちに枯渇させられてしまったという私的な怒りを、その行為をなした大人達にではなく、自分と同じ世代の夢見る子供達に向けて、そしてその自分の怒りの鎮め方も、さきほど書いたとおり極めて悪質且つ計画的に、仲間たちをぐしゃぐしゃにして喜ぶという悪魔的な所行なわけです。
最後にあまりに救いようにない話になってしまったので、作者もこれはまずいかもと思ったのか、ちょっとだけフォローらしいを入れてますが、雨の中、校庭一面バギー車で好きなように走り回ってグチャグチャにしたあとで、ちょっと免罪符のようにちょっと一角だけ整地した、といった感じで、あとの荒れ地はどうすんだいっていう感じですね。
まったく、おなじ高校に通っていてそして漫研部に入っていたというだけで八つ当たりの対象にされた人達が可哀想ですねえ。
あと、「ダメなもの」を「ダメ」っていうのも「批評」ですから。
自分に甘く書いちゃいけない。
というわけで星1コ。
天野君光臨。 ★★★★☆
巷では裏げんしけんなどと呼ばれていたのが気になって本作を購入しました。 げんしけんとは違うのは、「一般人」が作中にあまり関わってこない事ですね。 消化不良は事情が事情なので仕方ないとして上手くまとめてあり面白かったです。

ただこの作品の評価を満点に評価出来るかは、作品に痛々しさのリアリティを感じられるかにかかっていると思いました。 オタクではない私には、あまりリアリティも感じ取れなかったです。
この作品に皆さんが感じる痛々しさとは、作品を鏡として自分の過去の経験をそこに見るからではないでしょうか?まるで異世界の住人。それが作品への深い理解につながらなかった理由なのかと思います。読むべき人が読めば心のど真ん中が抉られるのは間違いないでしょう。

いわゆるリア充と言われてるような人達には、この漫画の真髄はほとんど伝わらないと感じます。普遍的なメッセージ性はこの作品は持ってないと思う。
だからこそ焦点であるピンポイントのマイノリティのオタクの人達には、こうも評判を呼んでいるだと思いました。

なんて書く私はすでに立派な「天原君」ですね…。何様ですかね。これが、いい無責任な感想の例です。オタクじゃなくてもこういうレビューを書く人にはオススメ出来ます。
私はオタクやリア充の何を知っているのか!ただのレビューが好きなヌルオタの癖に。自己嫌悪。

最後に青木さんの一連の行動の動機ややる事に対しての覚悟の中途半端さが(好きと口で言われただけですぐに主人公にときめく所や、昔の作品を誉められて胸キュンしている所は)一番「痛々しい」と思いました。これぞ人間の弱さ。悪役になりきれない寂しがり屋。

ただ桂坂先輩は反則的に可愛いと思います。布団饅頭の破壊力は凄い。 これだけは譲れない。
長文失礼しました。
ハッピーエンド他 ★★★★★
主人公とヒロインが結ばれる、笑顔で未来を語りながら終わる…
といったことが、まず有り得ないきづきあきら先生の作品。

このヨイコノミライも例外ではない。
しかし、誤解しないでください。非常に面白いです。

舞台は10人から成る高校の漫画研究会で、
その各々にページの多い少ないはあるものの、エンディングが用意されています。

将来に向かって羽ばたく者、精神的病気から脱した者、
自己のコンプレックスを吐露してその結果友達となった二人、などはハッピーエンドでしょう。

特に、他の方々のレビューでも言っているように桂坂さんのエンディングは凄く好きです。

が、他の人のエンディングは例えば、精神崩壊してしまい幻覚とお話をする人とか、
ヒロインにボロクソに言われる人とか、ストーカーとか…
なんかしらんが、よくまとめたなあ〜と感心するばかりでした。

ちなみに、桂坂さんはヨイコノミライ3完全版の表紙の人ですが、この人リストカット癖があります。
作中では左手首を切っていますが、表紙では右手に包帯を巻いてるんですよね。



思春期からの成長は痛い所も有るが、たのもしい ★★★★★
これで良いんだ。と言う結末で納得した。これは悲しい結末じゃない。(例外もあるが)
「夢はかなう」「努力は大切」この言葉は大切だけど、いつか終わりが来る。
それは冷酷なまでの現実。
努力したから全てが可能になるわけではない。いつか区切りをつけなくてはいけなくなる。
それはすごく悲しいことだけど、大人になるにはそこから進化しなくてはいけない。
登場人物たちはそこから進化した。いい結末でした。

もちろんまだ未熟な人間たちですから、進化していく道筋が明るいばかりじゃない。
これはある意味ヌルいオタクの日常を描いた「げんしけん」などのような作品とは違い、オタクの(思春期の人間と言うべきだろうが)負の部分を良く描いてる。
「あ〜、あるある」と言う共感をする人がいるんじゃないでしょうか。

個人的には桂坂さんの「ふとんまんじゅう」が可愛くて良かった。