インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

損料屋喜八郎始末控え (文春文庫)

価格: ¥610
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
人が多すぎる ★★☆☆☆
損料屋の場面がなくて、喜八郎のどんな人間性でこれだけの人が集まり、助けてくれるのかわからない
確かにかっこいいのだけれど
札差しと武家の関わりはよくわかりました
デビュー作とは思えない質の高さを持つ傑作。 ★★★★★
デビュー作とは思えない質の高さを持つ傑作。
難易度は上がるものの、江戸の息吹を伝える用語を
地の文にそのまま使用、まず文章が高い品位を保っている。

そして文章にある程度硬度を保ちながらも
うねりをもってスピーディーに展開する構成が
読者を掴んで離さない。時代物にありがちな
札差=金持ち=悪者という単純な図式を廃した
多面的な人物設定も物語に深みを与えている。

ラストに向け、各々の短編には一幅の絵になる場面が用意されており
それらはカラフルに、浮世絵のように、人の心を打つ。
無味乾燥な時代考証をしっかりやりつつ
ここまでのエンターテイメント性は
そうそう出せるものではない。傑作である。
「すばらしい」のひと言・・・ ★★★★★
 時代小説を読みたいと思い,何気なくこの「損料屋喜八郎始末控え」を購入しました。はじめは,難しい内容かなと思っていましたが,中盤以降は物語にのめり込んでしまいました。時代小説に興味のある人ならぜひおすすめする一冊です。

 ちなみに,続編として「赤絵の桜」という文庫本が出ています。私はすでに購入済みですが,この「損料屋喜八郎始末控え」を読んで物語にのめり込んだ方は続編の購入をおすすめします。
江戸時代にして敵対的企業買収。面白い! ★★★★★
時代物だけに、職業・名前・場所すべてにおいて漢字がいっぱい!(笑)
ふり仮名もふってないから、本を開いた途端に圧倒されるかもしれないけれど、
歴史時代モノが苦手な人も諦めずにぜひぜチャレンジしていただきたい。
なにせ話の展開が面白い!!

米を担保に金を貸す『札差』という職業が、この時代 武士(政治)の経済を握っていた。
株の世襲制なんて甘いことを言っていたら、とてもじゃないが生き残れない。
“敵対的企業買収”を仕掛けられた老舗札差「米屋」の生き残り大作戦。
御上(おかみ)まで巻き込んで繰り広げられる、札差同士の知恵比べ。
最高に面白い!!

義理人情話だけの時代劇だと思って読んでたら、足元すくわれますよ♪
もう1冊買っておきたい ★★★★★
あかね雲が賞を取った、ということは知ってました。が、この本、この作家のデビュー作とも知らずに読みました。面白い。鰯で祝言には泣かされた。お風呂で、ベッドでとところかまわず読んだので、ページがふやけてしまいました。周五郎で育った自分にとって、新しく、面白い時代小説の登場はこの上もない楽しみをくれる。