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ポエジー

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: エイベックス・エンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
ものたりない ★★★☆☆
音色については好感が持てるが、曲の構成に特徴もなく、大曲にも取り組んでいない。タレント性のみでCDを出すのは音楽会社にも責任があると思う。このレベルでの演奏での価格は高い感じがする。
畑の違い ★★★★☆
私はこのアルバム、彼女の作品の中で一番しっくりきます。
「上手い」「下手」「企画構成」とかではなく「しっくりときました」

本作も彼女らしくピアノ伴奏だけといったシンプルな構成で聞きやすい曲を選択し夕暮れ時などに寝転がって聴くと気持ちいいだろうなァという印象です。

彼女への批評、葉加瀬太郎さん同様に「クラッシックじゃない」といった畑の違いという話多いですよね。

私個人は畑なんてどうでもいいと思うのです。
お隣で採れたトマトもずっと向こうの茄子も庭で採れたズッキーニも美味しければそれで良い。

勿論本格派も好きです。バイオリニストとしては諏訪内晶子さん大好きです。あの技術、相当に難しい演奏だろうに楽々とこなしているように聞こえる。
それでも「彼女の演奏は音が堅い」といった批判を受ける。
だからという訳じゃないけど以前「諏訪内晶子が(世界に一つだけの花)弾いたらどう感じるだろうなァ」と考えたことがあります。
本格派かどうかは兎も角、奥村愛さんの演奏も大好きです。
上手いか下手かではなく、こんなに自然に演奏しているソロを聴いた経験がなく凄く優しい気持ちになれるから。
オーケストラとの共演が〜とのご意見、私も感じたことありますが、それもどうでもよいかな・・・と。

西村由紀恵さんはイージーリスニング、綾戸智恵さんはジャズ、じゃぁフジコ・ヘミングさんは?
彼女色々な曲弾きますよね。
村治佳織さんもStingのFragileとか弾いてますし。

その曲、そのアルバムが「好きか嫌いか」「楽しいか楽しくないか」それでいいと思うのです。
カテゴリー分けして採点してもあまり意味がない。
コンクールの審査員じゃないし聞き手は自分の好きなように聴けばそれが一番だと思います。
軽く聞くなら満点の曲かな? ★★★★☆
初めて試聴して聞いた感じでは曲はいいかも?演奏はとてもうまいです。
奥村愛さんのビブラートが、なぜだかわかりませんが機械的な音にしか感じません。
というかなぜだか演奏が同じように感じます。選曲のせい?たぶん私の耳が悪いと思います(笑)
極端な例でいうとレ・フレールみたいな感情が感じれません。
彼らの曲はがんがん弾く兄弟ピアノで私的にはあまり好きではありませんが聞くと二人が
踊るように弾いている風景が見えてきてなぜだか聞いてると楽しくなります。
奥村愛さんにはこういった感情を感じることができませんでした。
ただバックがかもし出す雰囲気が好きなので購入したいと思います。
全体としてみればなかなかいい感じです。

追加
やっぱ購入するのやめましたw
彼女と一緒に演奏している方の単品CD買っちゃいましたw
彼女の曲がかなりうまいと言う人は一度
彼女より30〜以上、年上の人の演奏聞いた方がいいっすよw
演奏の深みが違いますよ〜[録音の音質で見分けないことwこういう人多い気がするw]
実際テレビで有名でない人で、相当演奏がうまい人はたくさんいるよ
こういう人たちは本場でやってるんでテレビにはほとんどでないのでw
これほど美しくヴァイオリンを奏でる演奏家は多くはいないかも ★★★★★
奥村愛の美しいヴァイオリンの音(ね)は健在であると思った。

CDの値段が高いという批判に応えるには、もう一つ核になる(大)曲を入れる必要があるかもしれない。が、私には現在のままで満足な内容である。甲高くならず芯があり、澄んでいるが豊かな音色で語りかけてくるところは、奥村ならではのものと思う。腰高にならないので、気持ちよく聴ける。奥村ファンはこの音色に心の安らぎを求めているのであろう。少なくとも私の場合はそうだ。

ライブには何度か行ったが、CDよりさらによい音で演奏する。特に、最近のライブ(福岡)では、コンサート会場の音響もよかったが、それだけでなく、以前より表情が増し、乗りもよく楽しめる内容であった。 CDの録音は、同種のCDで眼前で演奏しているように輪郭がはっきりした録音があるということは、今回は僅かに輪郭や定位がクリアでないのかもしれない。しかし、それは微小レベルの問題であって、通常の鑑賞では問題ないと思われる。
3000円の価値 ★★★☆☆
奥村愛の固定ファンはもちろん、クラシック初心者にも好感されやすいCD。ジャンルを問わず、気軽に聞き流したい向きには良い。J−クラシックアイドルの役割は果たしているだろう(三十路間近、4歳の子持ちでアイドル扱いは憐れだが)。ただ、3000円の価値があるのかどうか。

奥村のいう「どクラシック」の曲は、抜粋曲を含め多く見積もっても3曲しかない。ソリストとして活動し、CDを6枚も出しながらコンチェルト(全楽章)の録音がないのは変わっている。ベスト盤でもないのに抜粋というのも珍しい。

指揮者はクラシックの指揮者というより、ゲームのサウンドトラックなどを手がける「マルチ」な人物。クラシックから幅を広げ、クラシックらしきモノに落ち着くパターン――奥村と釣り合いが取れているが、クラシックCDとして3000円の価値はない。また、奏者の自負する“クラシック畑”のフィドルは中途半端で、クラシックらしきモノだから3000円で良いというわけでもなかろう。

一方、ピアニストで作曲家の加古隆の参加は心強い。
「ポエジー」をグリーンスリーヴスの編曲と書いているレビュアーがいるが、正確にはそうではない。この曲は中間部のピアノと弦楽合奏が印象的で、奥村のヴァイオリンはむしろ脇役かも知れない。「黄昏のワルツ」はコンピレーションCD「image」等にも収録されているが、雑音が多い。この点は今回改善されている。ただし、新たな編曲が加えられ、今までの曲とは違う点には注意が要るだろう(個人的には原曲が良い。初めてこの編曲版を聴いたとき、編曲部を真面目に雑音かと思った)。「明日への遺言」は、オリジナルサウンドトラックにもオマケとして収録されている。

ボーナストラックの「愛のあいさつ」は、音源の違いによる音の違いが顕著。この曲は奥村周辺では代名詞的に使われているが、やめてもらいたい。

それにしても、「プライベートも充実して」などという宣伝文句は初めて見た。革新的なJ−クラ文句である。