憐哀、星の都の昭和を匂わせる音楽とは打って変わって
今回のアルバムは全体的にPOPな感じです。
バラードからロックまで様々なジャンルの曲があります。
まだ買ってない方には是非聞いて貰いたいアルバムの1つです。

やっぱり俺の中では星の都か憐哀が上ですね。
このアルバムは汚れた指は「おっ！」と思いましたが。。。
あとはあんまりきいてません。

リリースして即買った当初は「同じバンドか」くらいの違和感もありましたが、
先入観なく聴いているうちにこの作品の心地良さが伝わってきました。
1st、2ndのような統一感よりはシングル曲からも伝わる新しい試みが
随所に感じられ、1曲ずつの作品にもどんどんハマッて行く感じがイイ。
来年の4枚目にも期待大のバンドなので…この作品も★５つで。

売れ出すとすぐポップ路線になり、万人受けを狙う。初期のシドと現在を比べると明らかに違う。昔は味のある、哀愁ある曲を演奏していた。今はなにコレ?顔ばかり気にしちゃって、肝心のオリジナリティが失せている。
シドらしさ、原点を見つめ直したほうがいいと思いますが。

シドは「御手紙」とTVで聞いた「紫陽花」という曲くらいしか知りませんでしたが、歌っている姿を見て、歌唱力と歌詞、歌声、表現力、曲に魅かれてアルバムも聴きたいと思いました。

前から聴きたかったのですが、とても良かったです。もっと好みの曲とそうでないのとがハッキリしてるかなと思いましたがどれも聴き易かった。
特に「ミルク」が好きです。声がキレイ!高い歌声で女性的に美しく歌いあげる曲に聴き惚れました。
優しくも切なく歌いあげる「ホソイコエ」や聴き易かった「汚れた指」も良いです。
割りとこの1枚で色んなタイプの曲が聴けると思います。
「Room」はプラトゥリみたいな雰囲気の不思議な空気感でした(他のバンドと比べてごめんなさい)。「御手紙」はとても好きな曲です!!他のアルバムも是非聴きたいです。シドの曲を聴いて興味を持ってる人なら、一度アルバムも聴いてみてはどうでしょうか?