関東の小都市の中学校で教頭をしています。教頭は､中間管理職的で多方面の知識が要求されます。子どもの荒れや保護者のクレーム対応に追われています。生徒指導や教務関係で，法的な知識というか思考力が必要になるのですが、学校現場では法律関係の研修はほとんどありません。何とかしなければと思ってこの本を買いました。
　学校現場で必要にな法的知識が簡潔にまとめられていて読みやすかったです。そして何よりも実際にすぐに役立った点がよかった。筆者が学校の先生をしていた経験があるからでしょうが、学校現場の実情と法的な考え方をうまく津内で開設してくれている点が良いですね。今年､教頭試験を受けた後輩に紹介したのですが、面接試験で聞かれた時に､この本に書いてあったこをとっさに答えたら、そういう視点がこれからは大事だと褒められたといっていました。いじめ自殺で学校が訴えられた何て話が新聞に出ていますが人ごとじゃない。ちょっとはこちらも考えておかないといけませんね。