女の心がわからん 古く固い男に捧げる書
★★★★★
女大学という本が昔あったという。(この本で紹介されています)
男の都合で作られた、女の自由を制限しているルール本だという。
こんな男にとって都合の良い、ある意味、素晴らしいルール本があったとは驚いた。
日本では、この本の内容が姑から嫁、娘と、代々あたりまえのように受け継がれてきた。
しかし、近年、ビジネスやマーケティングの観点からも女性の意見が見直されてきた。
また、もはや古い男優先の古い価値観では、ビジネス、マネジメントからも
上手くまわらなくなってきた。
セクハラの法律もそうだし、モノが売れる売れないもそうだ。
もっと言えば、従業員が去っていくとか、離婚もそうだ。
自分一人では会社は成り立たないし、家庭が上手くいってないと仕事にも影響が出る。
つまり、これからのビジネスには、「感情」というものが不可欠な要素なのだ。
なぜ日本の女はこんなにも男に虐げられてきたのか・・・
女のクセに生意気だ・・・とか、
女はこうでなくては・・・とか
つまり、女より男の方が優れている、と。
結構若い世代でも、こんなこと、深層心理では思っていないだろうか?
女性天皇制についてもしかり。
筆者は太古の歴史からも鑑みて考察している。
体育会系出身で男ばかりの職場・・・、
もちろん両親の考え方や周囲の影響も多分にあるだろうが、
いずれにせよ「男社会」にどっぷり浸かっていた者にとって開眼の書となった。
夫婦とは、素敵な家族が始まる単位ですね
★★★★☆
夫婦は笑い飛ばしてなんぼ!
みたいに軽快な解釈です。
夫婦って元々は他人が一緒になったら、意見が違うの当たり前なんです。
それを前提に笑い飛ばしましょう!っていう本です。
なんだか、夫婦ってなんだか愛おしいですよね。
永さんに笑い飛ばされてる気がします。
夫婦って、一番小さい家族の単位なんですよね。
義理の家族が、心から身内に思えて来てナンボみたいに。
それって素敵な事ですよね。
まったくの他人だったはずの人間が、
急に家族になってお互いを思いやる事が始まるなんて。
本当に素敵な制度だと思います。
夫婦から始まる、大きな家族の輪ができることは幸せですね。
それは素敵が有るが故に、色んな問題も多く抱える事になりますが。
それもまた修行の一つだと思って日々、感謝の心ですね。
「義理」という言葉には「一番大切なもの」って言う意味があるんですものね。
夫婦になる事で「一番大切なもの」を手にする事ができるんですね。
本当に夫婦って不思議です。
そして、素敵な家族が始まる単位ですね。