現在シーズン４が放送中の本作ですが、最も勢いがあって面白いのがこのシーズン２の後半。
シーズン１はスロー・スタートな展開のため、イマイチと思われてしまうかもしれない。
かといって、シーズン２から見始めると、微妙な背景エピソードを見落としてしまうため、
この後半の怒涛の展開を味わいつくせないかもしれない。
とにかく凄いんです。
ドラマの脚本を勉強している方にも絶対お勧め。
どの回もすべてのキャラクターに見せ場を持たせ、大きなストーリーにつなげてゆく。
一回約４５分弱の時間の使い方が見事、各回の終わらせ方が見事。
シーズンフィナーレでのインターン５人の面接シーンは、地団駄踏みたくなる位素晴らしい脚本です。

BOXシリーズについている特典映像の＋1枚についてはいつも
これいらないから安くして欲しいと思っていた。

けれど、今回のグレイズアナトミーは本当によかった

他のレビュアーさんが絶賛されている「死の予感Part1、Part2」は
スタッフが最初からシリーズ最高の回を創るというテーマで挑んで
いた話だったり、主要キャストの数名の役者は、グレイズに出演する
までは別の仕事で生活を支えざるをえなかった体験を語っていたり
と、ますますはまってしまう内容になっていた

アメリカのAmazonのレビュアーのコメントにはAddict（中毒）になったという
言葉があふれている本シリーズ。日本でも同じだと思った

WOWWOWで放映しているのは知っているが、地上派と連動するなり
女性ファッション誌に広告を打つもしくはPRをしかけるなど
もっと知名度をあげれば人気が出るのは間違いない作品なのにと思う

『死の予感』感動しました。感動のあまり、家族と友達にノンストップでストーリーを語り、ヒンシュクを買いました。（笑）「よ〜覚えてたね」「だって、よかったんだもん」・・・
「こんなとき、私は誰にいてほしいんだろう」と、自問しながら、涙が止まりませんでした。
今の世の中、どんな仕事をしていても、一人で判断に苦しむことってあると思います。そんな自分とピタリと重なり、苦しいんだけど何だか一人じゃない気がして、気持ちの良い涙が出る話でした。