この本に何度助けられたか…！
どーでもいいことをぐちゃぐちゃ考えてたり、ショックなことがあっても、
この本開けば確実に腹の底から笑えます。
ちなみに初めてこの本読んで大笑いして、その脳内ノリのまま飲み会行って
大やけどしました（涙）

ガールズトーク商品は、多数ありますが
気取りもなく、リアルに共感できて更に笑える!!
最高です。
女達が集まっての臨場感なんだろうけど
言葉を崩さなくても良いかな〜とも思う。
アラサーだから!

まず正直言いますと、私はこの筆者の59番目のプロポーズは読んではいません。
むしろ、ブログ（実際にはSNSの日記）からのぽっと出のうさんくさい作家、というイメージでした。
この本を手にしたのは書店での立ち読みからです。
まず、前書きに
「エロトークできない女子とは、友達にはなれない気がする」
という言葉に「そうそう」と頷きそこからは、小悪魔本ではなくてこういう女のカルマ本を待ってたんだ！という気持ちになり、レジに走りました。
夢のある女性は避ければいいと思います。
セックスと愛と自分の幸せが同等位大事な方が読むと、膝を打ちます。
飾らないエロ話というか相談を持ちかける女子がいないんだよ！という人の処方箋になります。
ただ、私も「男性は髪の長い女性が好き」という都市伝説には？？？ですが、つかみはOKだとは思います。
女子も大志を抱かねば

元気になりますが、電車では読むな！

発売当日、本屋をハシゴしたのですが見つからず。店員さんに聞こうとしても
タイトルが恥ずかしくて聞けず、結局ネットで注文しました！携帯サイトの
「ヴィーナス研究所」と「コスメガレリア」で連載しているコラムを愛読し
ていたので、本書の登場によって画面メモを減らせると小躍りしています。

「ガールズトーク」の名の通り、男子にはあまり聞かせたくない内容。実際に
ダンナが本書を見たのですが、「俺とのセックスの最中、課長のこととか想像
してない･･･？」と勘ぐられてしまいました（笑）「男はこうして落とすべし☆」
という恋愛指南書が蔓延する中、「そんなことしたら逆に男は萎える」と著者
の男友達の意見なども多数掲載されており、頑張り過ぎない格好の時のほうが
モテる、など実用的な内容も。ここまでざっくり書けた作家さんっているんで
しょうか？斬新です。

書き下ろし部分も満足です。「コスメガレリア」ではワカメシャンプーを勧め
ていた著者ですが、本書ではレイラスというシャンプーを勧めています。本当
に勧めたいシャンプーを改めて勧めてくれたのが嬉しいですね。

「小悪魔技は使わない」というコラムは「ヴィーナス研究所」掲載時から「早
く本にして欲しい！」と思っていたので嬉しいです。本の中のいちコラムとして
終わらず、このテーマで一冊出しても良いのでは？とさえ思います。モテ系の
雑誌や本の言うままに小悪魔技を使って勘違いされたり、ダメ男を引き寄せて
泣きを見ている女子も多いと思います！

やや残念だったのが、基本的には携帯コラムからの抜粋になるので著者のファン
でコラムを読破している人には物足りないかも（後半から書き下ろしも混ざって
いますが、あまり量は多くありません）。「女子は絶対ロングヘアの方がモテ
る！」という意見も個人的には「？」です。長髪の芸能人の例えには頷けるの
ですが、上野樹里の様に長髪が似合わず短髪にした途端人気が上昇した芸能人
もいるので、あくまで人それぞれではないでしょうか？「落ち着いた顔や平坦
な顔の人は、ロングヘアにしてみては？」程度に留めておいたほうがより頷け
たかも知れません（かく言う私はロングヘアが全く似合わず、セミロングにし
た途端モテ度が上昇しました）。

軽いノリでゲラゲラ笑ってストレス解消したい女子と、
女子に対する幻想を捨てる覚悟で女子の本音を受け止められる男子には
是非お勧めたい一冊です！

下ネタにひたすら笑えるし、「わかる！わかる！」って話ばかり！
でも私のまわりには、こんな下ネタを心置きなく話せる友達があんまりいなくて、
アルテイシアさんのことをうらやましく思いました。
59番目のプロポーズファンとしては、ところどころ59番さんの話がでてくるのも
嬉しかったです。
相変わらず、59番さんの発言は神です。