中身については、まず近現代のウェイトが異常に高いことが上げられる。その内容であるが、腐敗した清朝、列強の侵略、残忍な日本人、日本を打ち破ったすばらしい共産党という、漫画チックな共産党プロパガンダである。これで日本を好きになるはずがないし、過剰な被害者意識を植え付けるもので、やられたらやり返せと、国民が凶暴になること請け合いである。その矛先が、大躍進運動、文化大革命などの共産党の失政に向かわないことを祈るばかりである。
ちなみに韓国の場合、反日教育が韓国創立者グループの親日的な過去の攻撃に行き着き、現在も追求が行われるとともに、世論が(抗日の英雄が建国した)北朝鮮支持に傾いている異常な状態になってしまっている。