画面（コマ）から飛び出てきそうなインパクトのある構図、登場人物が読者に手を差し出しているかの様な遠近感のトリックをものに出来れば、あなたの描く人物の魅力は数段に増す事でしょう、そんな効果的な絵を描きたいあなたにお勧めな１冊、更にこうした登場人物に躍動感を＋する効果の絵も紹介されていてお役立ち度はかなり高いです、他デビューに書かれている様にデッサンの狂いは見られますがそれは逆に初心者でも参考に出来る技術だという事のあらわれ、漫画の登場人物にインパクト効果をもたらしたいという仕上げ段階にあるあなたにお勧めをしたい１冊です。

とりあえず全身の立ちポーズまではそれなりに描けるけど、
次の段階に進めない―――いわゆる人体のパース
（立体的、奥行き、躍動感、煽りや俯瞰）、
そんな絵を描きたいという人には参考になると思います。
難点は、参考イラストが時々デッサン狂ってる事。
しかし模写が目的の本ではなく、
あくまで自分の絵で応用していく目的の本なので気になりません。

この本は過去に出た「漫画のドリル」シリーズと同じ印象を受けました
針金人形を作り、そこに肉付けをしていくと言った感じです

一応簡単ではあるけれど、体の各部位の描き方の解説と作例があります
背景パースと人物のパースについても載っていますが、軽く紹介する程度で
そこまで載っているわけでもありません

一番気になったのが、作例です
体の正面斜め向きの作例のデッサンは明らかにおかしいです