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ザ・リバー

価格: ¥2,625
カテゴリ: CD
ブランド: ソニーレコード
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   80年にリリースされた初の2枚組、超大作である。初登場第4位、次の週からは4週連続全米ナンバー1という、今さらながらボスの人気を見せつけるような好スタートとなった。絶好調!といったロックンロールから、叙事詩のようなアコースティックナンバーまで、ロックを体現する彼ならではの秀作が並ぶ。
   日本でもアメリカンロックを志向とするファンや、ミュージシャンたちのバイブル的作品となった。ヒットシングルも有する本作は、ロングセラーとなっている。(春野丸緒)
初めて聞いたときには、渋すぎる… ★★★★☆
 今でも大好きな詩です。ザ・リバー。2枚アルバムで長いかもしれませんが、すべてはこの曲のためか。コンサートも長く熱いライブでした。ものすごい体力。ただし、このアルバムはいい。これこそブルースの真骨頂だと思います。
1980年のアメリカン・グラフィティのサウンドトラック ★★★★☆
 OVER30になったブルースが、青春の終りを迎えつつあるどこにでもいる普通の男の苦悩を歌ったタイトル曲が印象的な本作。
 しかし、そうしたシリアスな曲とともに彼が若い頃親しんだはずの’50s、’60sの楽しげなパーティーロックがたくさん含まれていて、いわば本作は、80年のアメリカン・グラフィティのサントラと言ってもいい趣を醸し出している。
 その頃のインタビューで、「俺はとにかく働いている人について歌うんだ」と発言していたのを目にして、軽いショックを受けたことがある。
 この作品を聴くと、いわば夢の中にいて夢のなかの出来事を描いていた初期3部作を通り過ぎ、「現実」を描き歌い始めた前作から同様のモティーフを継続しているとともに、若い頃彼を打ちのめし、夢中にさせたロックンロールの夢をいまだに彼が信じているということがはっきりと示されているように感じたからだ。 
 彼が常に行うようなテーマによる一貫性が欠けるような気がするため、個人的には最高に聴きまくったというわけではなかったが、確かに最高傑作と言ってもいいようなボリュームと一曲一曲のクオリティに満ちている。
 ブルーススプリングスティーンってどんなの?あのバンダナ巻いて拳を振り上げて汗をまき散らして愛国歌を歌う人?みたいに思っている人にはとにかく本作と「明日なき暴走」を聴いて欲しい、と言いたい。
 
 
 
2005年紙ジャケット盤とのちがい ★★★★☆
世間では『明日なき暴走』のほうが最高傑作とみなされていますが、ぼくは、こっちのほうが好きです。いろんな面で長尺が得意なボスの本領が二枚組というかたちで発揮されているからです。そして、『明日なき暴走』にせよ、このアルバムにせよ、労働者階級を代弁する真実味のある歌詞の世界が心に染みるからです。とくに、「ハングリー・ハート」はいいですね。

2005年紙ジャケット盤とのちがいについて触れておきます。
まず、こっちのほうは、ケースがとても大きいものです。昔の二枚組用ケース。
次に、でも、そのぶん、たしかブックレットはしっかりしています。紙ジャケット盤のほうは、商品の厚みをなくすために、ブックレットが折り畳まれています。
最後に、ライナーが紙ジャケット盤のものとはちがいます。

同じ点は、この1999年盤も2005年紙ジャケット盤もリマスターされていない点です。リマスターされていないことに対して星ひとつ減点します。

ですから、CDを置いておく場所に困っていない方は、この1999年盤を買って、しっかりしたブックレットで歌詞を味わったほうがいいでしょう。
15年ぶりに聴いて驚いた ★★★★☆
 高校生〜浪人生だった15年ぐらい前に大好きで良く聴いたアルバムでした。ボスのアルバムは"Born To Run"以降5枚組みライブあたりまでどれも人気が高いですが、最高傑作というとこれを選ぶ友人が多かったように記憶しています。
 いつの間にか趣味が変わってこのアルバムを聴かなくなっていましたが、先日ふと再聴して、仰天しました。思っていた以上に単調な構成であったことはともかくとして、曲によってはヴォーカルが「一音たりとも音程が合っていない!」のです。ここまでボスが音痴と記憶していなかったので、ある意味衝撃的でした。
 ただ、それでもこのパワフルさ・性急さは当時のパンクですら及ばない彼方にあります。上手い・下手を超越し、こうした音楽を許容しているというのが、ロックの特異性というか、強みなんでしょう。
the price you pay ★★★★★
1980のなぜか暑かった秋の夕暮れ、国営FM局のDJ渋谷陽一氏の番組。いきなり始まったties that bindのshoutが今も耳に残っています。アメリカのロックンロールが夏の夜の花火のように輝いていたあの時代を象徴するアルバムです。どうでもいい曲が全くないこのアルバムの白眉はタイトル曲であることに異論はありませんが、2枚目の7~9曲目も深く心に染みます。