インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

森田さんは無口 1 (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)

価格: ¥780
カテゴリ: コミック
ブランド: 竹書房
Amazon.co.jpで確認
無口で冷凍イカ目のニュータイプヒロイン ★★★★★
「女子高生 森田真由(16)」
「ちょっぴり人より無口です」
「好きで無口な訳ではありません」

言いたいことはたくさんあるのに、悶々としたり
まとまらなかったり、古式ゆかしい母の教えを守ったりで
なかなか声に出して発言しない(できない、のほうが正しいかもしれない)、
不思議っ娘、森田さん。

クラスメート曰く「目が冷凍イカのようで怖い」森田さんだが、
過度にデフォルメされたキャラではなく、ごくごく自然体で
普通の心やさしいヒロインであり、読むほどに好感的。

脇を固めるクラスメートの個性も強く、クローズアップされがちな森田さんに
決して劣ることはない。だからこそ、森田さんを中心とした青春ストーリーが
より一層充実し、リアリティあふれる魅力で満ちている。
クラスメートの話からそれて随所で繰り広げられる
森田さん両親の夫婦漫才もなかなか面白い。

ありふれているようで、あまりみあたらない、
非常に興味深い作品。今後にぜひ期待したい。
届かぬ思い ★★★★☆
 主人公が極端に無口だという4コマ漫画は珍しい。
 しかし,この作品はその無口という個性を最大限に生かして面白いネタに仕上げている。
 森田さんの,無口がゆえにあれこれ想像を膨らませて右往左往する友人たちの動静がおかしくて笑え,また,森田さんの,正確に他者に伝わらない思いも楽しい。私たちの実生活の中でもこんなことあるよなあとうなずき読んだ。
 森田さんの両親のやりとりの場面も非常に面白くて笑える。
珍しい傾向のギャグ ★★★★☆
引っ込み思案で無口である事、思った事を言葉にしにくい事が悩みだという方は、少なくないと思います。
それでも、この様な点をギャ化している、少々珍しい傾向の作品ですが、全然、暗くはありません。

主人公森田真由は、考えを言葉としてまとめるまでに、時間がかかり過ぎる様です。
それでも、周囲に、時には正しく、時には妙な形で想いが伝わり、友人の信頼は厚いです。
友人は皆お喋りで、彼女は、極端に無口であっても、聞き上手です。

彼女の想いが正しく伝わる時は、概して、言葉以外の手段によります。
例えば、告白してふられた友人を、無言で抱きしめたりします。

無口過ぎると、誤解も多いですが、孤立はしません。
それは、彼女が、周囲に対する気配りを、「過剰な程」行っているからです。

コミュニケーションの一つのモデルとして、面白いです。
この内容でも、暗くないところがグッドです。
萌えであっても決して媚びない ★★★★☆
 優し過ぎて無口になってしまう森田真由と友人や家族との何気ないやり取りを描いた四コママンガです。特に、友人関係で中盤以降登場する山本さんや、序盤から登場し、徐々に森田さんへのよからぬ思い(笑)を募らせるメガネの女の子がいい味出してます。
 個人的にはクヤシイ事でもあるのですが、萌え絵っぽい女子高生が主人公なのに、スクール水着やブルマーといったコスプレ要素は持たせず、風潮に媚びたり阿ったりするような要素は微塵もありません。これは、最近の作品を商品展開と連動させたり深夜枠でアニメ化を狙う漫画家及び編集者諸氏には見習ってもらいたいですね。
時代を象徴してるかも知れない作品? ★★★★☆
聞き上手であるが故に無口になってしまう少女・森田さんとその友人や森田さんの両親の話もちりばめた4コマ漫画。
しかし、こういう題材が成立するとは時代も病んでいる証拠。昨今の悪質クレーマーやモンスターペアレンツもそうだけど、時代の流れとして「自分の意見が真実。自分の話だけ聞いてほしい。他人の話なんかうざい」という状況があるから森田さんの周りには「話を聞いてほしい」人々がやって来て、森田さんは無口にならざるを得ないという皮肉。しかしながらそういう皮肉は表だっては描かれてはいない。あくまでも森田さんと周りの話からそれを読み取るのみ。基本的にほのぼのしながらも絶妙にメッセージを挿入してる辺りに作者の非凡さを見ました。