精神論コーチングからの脱却
★★★★☆
関西学院大学フットボール部の前・監督であり、臨床心理学者の武田先生が「コーチされる側にとって、どのようなコーチングが、身に付くコーチングか」について述べている。つまり受け手の心理学からアプローチしているので、 分かりやすい。リアルである。当時、フットボールのコーチをしていた私は、封建的スタイル、精神論スタイル、 つまりは非科学的なアプローチの多かった、これまでの 日本フットボール界のコーチングと、米国で行われている ほめるコーチングとの差を、理論的に理解した。今、 ビジネス・コーチングが話題となっているが、まさに 通じる部分が多く、フットボール関係者以外にも是非とも 読んで頂きたい。私も、多くの方に、読後感をお話しした 例がある。