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ポー詩集 (新潮文庫)

価格: ¥326
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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古色蒼然たる雰囲気がポーにたいへんマッチし文学の薫りが高い ★★★★★
 小さな活字時代の版をもっているが、気に入っている。
 古色蒼然たる雰囲気がポーにたいへんマッチしている。ツルゲーネフ「はつ恋」の神西 清訳、メルヴィルの「白鯨」の阿部知二訳などとともに文学の薫り高いものである。
ぶちこわし ★★☆☆☆
身もフタもないことから初めに書こう。こんなお粗末な英語翻訳に出会ったのは初めて。
本書は「お子様向け」である(いい意味で)。これから国語を勉強しよう…という子供さんにはお勧めかな。

で、「ネヴァーモア」からして平凡。じゃあおまえならどう訳すんだ、といわれても堂々と答えられる…少なくともこの翻訳よりは10倍マシになるだろう、と。
お高く訳せ、とは言わない。しかしもっとシャープでクールな翻訳にならなかったのか。エドガー・ポーに対比されるべきハーマン・メルヴィルと共に20世紀、いや21世紀のアメリカ文学を作ったエライ(皮肉抜きで)方々である。こんなお粗末なお子様むけ翻訳にしてしまうのは殆ど犯罪じゃないだろうか。

それくらい新潮社はなっていないのだろうか。いや、単に売れて有名な本の翻訳本しか出さないのが新潮社か…ガルシア=マルケスとかも出してくださっているのに。
改版して活字が大きくなったのは評価できる、と言いたいところだが…… ★★★★☆
 新潮文庫のロングセラーを改版したとはいえ、本文が昭和31年の初刊時のままなのは解せない。いや、それならそれで、解説をつけるか、ひとこと補足しておくのがあたりまえではないかしら。老舗の文芸出版社らしからぬ怠慢、という気がしてならない。

 だいたい、訳者の巻頭言からして、ポーの伝記に関しては「昭和12年8月の『書物展望』に載せた拙稿」を読むようにと、あいかわらず勧めているわけだが、平成の今日、国会図書館にでも足を運ばないかぎり無理な注文ですよ。詳しい文献だって容易に手に入るわけだし。

 訳詩そのものは、適度にクラシックな雰囲気をかもし出しながら巧みに読者を幻惑してくれるはず。詩人の日夏耿之介の翻訳ほど、語彙が難解で古色蒼然としているわけじゃない。細部の注釈については異論もあるだろうが、いまでも普通に読める内容だとおもう。
大烏 ★★★★☆
エドガー・ポーはイギリスを代表する怪奇文学者ですが、
小説のほかにたくさんの有名な詩を残しました。
彼の詩の最高傑作として名高い「大烏」は、
静かな夜の窓辺で、愛しい人のことを思い悩む男の心理を、
窓から入ってきた烏に象徴させた作品です。
烏の泣き声が、男の絶望的で自虐的な妄想を象徴し、
駆り立ていく様子が巧に描かれていきます。

少しでも詩やポーに興味のある方は、
ぜひ一度、読んでみてください