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英語は勉強するほどダメになる‾”英語コンプレックス”を生み出すもの (扶桑社新書 34)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 扶桑社
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子供をもつ親は読むべきではないだろうか? ★★★★★
私はずーっと外資系で働いていて、英語が必須の環境に20年以上います。
その経験があっても、この本を読んで親として漠然と持っていた不安が消えた。
しばしば、子供を小さいころから留学させた、とか、都内のインターナショナルスクールに入れた、とかの話を聞き、そうやって英語が身近にある環境に身をおいたほうがいいのかな、と思ったことはありませんか?
でも、筆者は単純な質問を投げかけてきます。「英語を勉強するのですか?」「英語で勉強するのですか?」
そして、私はふたつのことが心に残っています。「母国語で認識できる以上のことを第二言語で認識できるわけがない。」言い換えると中学生くらいのオツムで大学生並みの英語を話せるわけがない。子供のころから留学したから、大学にいける保障はない。
実例がこの本にはいくつか掲載されています。私も見聞しました。
もう一点、「日本人の国籍をもっている以上、日本人としての活躍が期待されるのが国際社会」
日本人であり、日本語からスタートすることから逃げてはならず、やりたことを学べばいいじゃない、という著者のメッセージはそのとおりだと思う。

日本人に英語コンプレックスだけを与える、受験を中心とした英語教育は完全に失敗だという説はそのとおりだと思います。英語が使えるようになるまでどれだけ余計な苦労をしたか。
是非子供の教育に活かしたい ★★★★★
多分、英語を教育する立場の人や、教育される立場の人には書けない目から鱗の本だと思う。
今の日本は「英語学習や英語教育」のシステムや利権にからみつくものが巨大化・複雑化してしまっていると思う。
自分ももの心付いてから、「英語」には随分お金を掛けてきた方だが、「英語」で食べている人(ここでは、日本人に英語コンプレックスを与えたり、コンプレックスを持つ人を相手に商売する人を言います)にとっては、もっともっと、まだまだ不十分なのだろうと思う(もちろん全部が全部とは言いませんが)。
著者の言う間違った英語教育の現状を修復するには、この本の内容に賛同する人が増え、またベストセラーになるなどして正論を正論として認識し発言し行動し変革できる人間が増えることではないだろうか。
正論なんだけど ★★★☆☆
35年のキャリアを持つ留学カウンセラーによる、日本人の英語コンプレックスについて考察した本。
著者の主張をいくつか拾ってみます。「英語が得意=頭がいい」ではない。英語の早期教育効果には疑問。お勉強優等生ほど留学でつまづく。親の英語コンプレックスを子供に伝染させてはいけない。国際人を目指すなら、英語より先に日本人としてのアイデンティティを・・・。

どれも正論だし、書かれている内容は説得力があります。
英語に関わる仕事に携わっている者としては、よく言ってくれた!と思う部分も多々あります。
でも、何というか、読み終わってあまり心に残らない印象です。
あまりに正論過ぎるから、という言い方は厳しすぎるでしょうか。
多分、多くの日本人はここに書かれていることは頭では分かっているのではないかと思います。
分かってはいるけど、目の前の現実(例えば学生ならとりあえずは学校の成績とか)に右往左往しているのが、多くの人の現状ではないでしょうか?
そういった意味で、さらにもう一歩。では、どうすればよいか、を具体的に突っ込んで欲しかったです。

ただ、語学の海で進路を見失っているような人には、大まかな方向を示してくれる好著だとは思います。