イラストはキレイですし、一通りのことが書かれている上に、医学書の中ではとてもお手ごろ価格です。

んでも、初めて学ぶ際に通読したところで、基礎力がないと理解するのが難しいです。細かい部分も書いてあるのですが、どこが重要かがイマイチ見えにくかったり、肝心な部分が書いてなかったり。。。写真に対しては全般的に説明不足な気もします。
またコレは翻訳本全般に言えることなんですが、通読していると少し文のつながりやらに違和感を感じるため読みにくいです。

とはいえ、基本を学んでから一読するとよく理解でき、使いやすい良い本だと思います。

組織学の入門書としてはおすすめできないが、一通り組織学を勉強した上ならよいだろう（自分は牛木辰男の入門組織学の後に読んだ。）。単に組織学にとどまらず、生理学、内分泌学等を交えて詳しく説明してあるが、ほんとに詳しい図が少なく、どの部分を説明してるのが分かりづらい。内容が臨床にまでつながるような興味深いところだけに残念。それでも値段、内容を考えるとよいのではないかと思える。うちの教授も訳に参加しているみたい。いい先生なので私は買った。

　写真はきれいですし、説明も要点がまとまっていてわかりやすいです。
組織学のみならず、神経科学、内分泌学などの基礎的な内容も網羅して
いるところがよいです。私は細胞構造機能学の参考書として購入したの
ですが、内分泌学の参考書としても使えました。　

　ただ、写真や図がやや不足しているところは不満です。それとあくま
で基礎的な内容なので、詳細な内容を知りたい人には少々内容不足だと
思われます。

　全体から見れば、この内容でこの値段はかなりお買い得に思われます。

医学書にしては格安のお値段で、最新の知識まで含んだ相当高度な内容の教科書。臨床や研究で必要になる知識も網羅されており、記述もしっかりしている。問題は、内容が難しすぎることと、写真が少ないこと。基本的な内容を理解した学生が、さらに深く学習するのによいだろう。

ふと見かけて一目ぼれして買ってしまった本です。
組織学と銘打ってはありますが、その内容は生理学も含む幅広いもの。
タイトルどおりほぼ全ページがカラーで構成されていて
とても美しくて見やすいいい本だと思います。
実際に手にとって見れば分かりますが、このレベルの本にしては安い価格も◎。

惜しむらくはイラストが多い分伝統ある組織学の教科書に比べて
やや内容が薄いところがある点でしょう。
サブテキストや一通り組織学を学び終えた後で使うといいかもしれません。