『生命の實相』全四〇巻中の第七巻です。
本書は「生活篇」の副題の通り、実生活に根差した例を用いて、
読者の勇気を鼓舞するものです。
本書を読了した後、どちらかといえば、
ビジネス書的な自己啓発書としての内容が濃いように思えました。

以下に目次を示します。
一　　　朝の時間を生かせ
二　　　朗らかに笑って生きよ
三　　　日時計主義の生活
四　　　ひとの生命の実相を礼拝せよ
五　　　神の子の自覚に超入せよ
六　　　「今」を全力を出して戦いとれ
七　　　背水の陣を布け
八　　　深切の生活を生きよ
九　　　常に心に善念を把持せよ
十　　　わが心の王国を支配せよ
十一　　取り越し苦労するなかれ
十二　　生長と平和と幸福は愛より生ずる
十三　　思いきりよく、押し強く、勇敢に断行せよ
十四　　断じて失敗を予想せざる者はついに勝つ
十五　　共通的生命の歓喜のために働け
十六　　艱難を光明化せよ
十七　　天地の開ける音を聞け
十八　　家庭生活を光明化せよ

という内容になっています。本書はたいへん勇気付けられる内容です。
人生に消極的になっている人や、打ちのめされている人、自信を喪失した人…
以上のような方々に、是非とも手に取っていただきたいと感じます。

　

初めてこの本に出会ったのは数年前ですが強い衝撃を受けました。心の持ち方、チャンスの掴み方、多くのことを教えてもらいました。挫折しそうな時本棚から取り出して再読することで、救われました。この本に出会えたことが私の喜びであり誇りです。

一般に「生命の実相」の中で手始めに読むよう勧められることが多いようです。確かに他の巻に比べればずっと取っつきやすいのは事実です。ただ、ある程度谷口氏の考え方を理解してから読まないと本当の意味はわからないのですが。できれば第１巻から順番に読んでいくのが理想でしょう（５巻と６巻は一旦とばしてもいいかも）。

生命の実相の中でも生活篇と題しているだけあって、実生活を例にとり
やさしく、人生の本質論が述べられている。
かなり力強く人生の応援歌的な本であり、これを読めば元気になることは確実と思える。
何回も読み返したい一冊の本である。

人生のアドバイス的な要素が入っており、全４０巻どれから読もうかと

考えている人はこの第７巻から読まれるのが良いかなとゆうのが読み終
えた感想です。

この本こそ万民が読むべき書物である。どんな失意にある人でも一読後に生きる勇気が湧いてくる本であるといえよう。

「今あなたに与えられているすべてのことを今断々乎として敢行せよ。」
「一分の時間をも惜しんで自己改善と自己教養とで一歩一歩自分を押し進めよ。これが勝利者の道である。」
など誠に力強い言葉が美しい文章で綴られている。