素晴らしき書物
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この本を読むたびに励まされます。著者の谷口雅春先生は亡くなられて20年以上の歳月が経つのですが、この本を開く度に先生が今だ御存命なような気がしてなりません。谷口雅春先生は私にとって最強の応援団長です。
地上最強の自己啓発書
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わたしは現在まで、576冊の自己啓発書を読んできた「自己啓発書マニア」です。『7つの習慣』も読みました。『思考は現実化する』も読みました。古典では幸田露伴『努力論』から中村天風『成功の実現』までほとんど読みました。
それら自己啓発書の中で、この『生命の實相』は第一位です。
他類書と比較した際、本書は以下の面で卓越しています。
▼筆力(巧みな例え話や引用力)や感染力という点において。
▼読んだだけで人格改善が自然になされるか、という点において。
▼読了後の効果が持続するか、という点において。
▼紹介されている改善技法は容易か、という点において。
▼実行不能な事を読者に勧めないか、という点において。
▼何より読了後の「感動の程度」という点において。
谷口雅春という著者は、この『生命の實相』シリーズを書くために10万冊の本を読んだらしい。読了後、わたしは著者に向かい「恐れ入りました。10万冊の本読んだという、貴方の話にウソはありませんでした。」との感想を述べました。(10万冊の本を読むのに人はどれくらいの時間を要するであろう。1日3冊の本を読んでも1年ではせいぜい1000冊しか本を読むことができない。)
昭和六年にこんな自己啓発書があったという事。我々はもっとこの本にあたるべきだ!最近「自分探しの旅」に出かける若者が多いが、本書『生命の實相』の読書機会は、旅行以上の自己発見の旅となるであろう。
自己改善の「保証」します。絶対に買いです。
健康問題を抱える方に
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今日では精神状態と健康が不可分の関係にあることは常識となりましたが、この本はそのことを「宗教的」(というと抵抗があるというなら「哲学的」)観点から述べたものと言ってもいいでしょう。