癌に立ち向かいながら、生きてるだけでも大変なのに、東大受験まで合格してしまうとても親孝行な話。

小説だったらべたべたすぎるストーリーやキャラ設定も、これが本当の出来事なんだから胸が打たれる。
特に母親の目線でのみ書かれていることが、話をある種クサクさせている気はするが、それも含めてノンフィクションだし、感動的なストーリーなのだと思う。

舞台の高校もその高校の先生も実在しているので、駒場東邦に興味がある人は読んでみてもいいかもしれない。

癌と闘いながらも、受験という壁を乗り越えたところがすごい！
と、思いました。
私は、和憲さんのような心の強い人間になりたいと思いました。
これからも、家族の皆さんを応援し続けたいです。

癌と闘いながらも、受験という壁を乗り越えた和憲さんが
すごい！と、読みながら思いました。
ぜひぜひ、みなさん読んでみて下さい。
これからも、和憲さんの家族のみなさんを応援します。

親友が和憲君と同じ駒場東邦出身で、受験生をみている私に彼が勧めてくれて昨年の９月に一気に読みました。私も和憲君と同じ大学に今通っており、バイトで何人もの受験生をみているのですが、その生徒さんたち全員にも読んでもらいました。受験は辛いでしょうが、本当は受験できるだけでも幸せなことなのです。自分の弱さから周りに八つ当たりする、そのどうしても外に向けてしまうエネルギーをなんとか内側に向ける努力をし、その辛さや苦しみををこやしにして壁を・山を乗り越えていってほしい！！（私自身にも言えることですが。）最後の最後まで諦めてはいけない！！力の限り精一杯生きた彼の姿は一生忘れはしないだろう。　

私がこの本を読むきっかけとなったのは、私が嵐のファンで、
今年の春に二宮くんがこのドラマに出演するため、原作を読みたいと思い、購入しました。
ユーイング肉腫という重い病気を抱えているのにも関わらず、強い意志で前に向かっていく北原さんはとても凄いと思いました。
そして、受験でくじけそうになっている私自身、情けなく思いました。こんなに辛い運命の中で強く生きていた人には見せられない姿だと思いました。
全然知らない人ですが、私は北原さんに情けない姿は見せたくないです。北原さんの分も恥じないように生きていきたいと思います。
みなさんも読んでみてください。とてもいい話です。涙がとまりません。オススメです！